最新情報 2019年度

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2月14日(金)に日中双方の大学から学位の取得をめざす「ダブル・ディグリーのプログラム」の卒論発表会を行いました。
2014年度から始まった本プログラムは、学生が本学で所属する学部と中国の上海立信会計金融学院の指定の学部に学籍を有し、約1年間の留学を含む4年間で所定の単位を充足することで、両大学の学位を取得するものです。

3期生となる11名は所属する学部の正規課程とは別に日中交流学院「修学コース」に所属し、中国語や中国事情、専門科目に関連する知識などを学びました。商経学部生は2年次2月から3年次12月まで、国際教養学部生は、2年次9月から3年次6月までの留学期間を終え、卒業研究の成果を論文にまとめ、この日中国語で発表しました。

卒業論文テーマ

  • 「日本語研究」
    商経学部商学科4年 村上桃花(水沢商業高校出身)
  • 「中華人民共和国と日本の飲料水について」
    商経学部商学科4年 上野賢士郎(白井高校出身)
  • 「Pythonによる財務諸表の分析」
    商経学部商学科4年 及川美穂(木更津高校出身)
  • 「モバイル決済の普及に関する課題の考察」
    商経学部商学科4年 青木晃太郎(大江戸高校出身)
  • 「中国進出している日本のコンビニについて」
    商経学部商学科4年 秋吉敏朗(磯辺高校出身)
  • 「なぜシェアサイクルは普及しないのか~日本の現状と今後の課題~」
    国際教養学部4年 加瀬美優(南葛飾高校出身)/佐藤博(熊本工業高校出身)
  • 「日本と中国の英語教育の意識に関する調査—学生の意識調査を中心とした考察、結論—」
    国際教養学部4年 佐藤花菜(佐倉東高校出身)/弘海圭(中央学院高校出身)
  • 「日本の性教育の現状と今後の課題~日本と世界との比較~」
    国際教養学部4年 大山喬文(山本学園高校出身)/久門理恵子(本学付属高校出身)

学生コメント

青木晃太郎

中国ではスマートフォン決済が普及しているのを体感し、日本では技術はあるのになぜ普及していないのかということに疑問を持ちました。卒業論文では各国のキャッシュレス化普及の流れについて調べ、日本でどう進めれば普及するのか考察しました。
現在は日商簿記1級を取得し、公認会計士をめざして勉強中です。将来は公認会計士として中国の監査法人で働きたいと考えています。
時間をうまく使えば、ダブル・ディグリーのプログラムと資格取得の両立は可能なので、後輩たちにも積極的にチャレンジしてもらいたいです。

青木晃太郎

大山喬文

自分の目で今の中国を見てみたいと思い、ダブル・ディグリーのプログラムに参加しました。
バドミントン部の友人から「ごちゃごちゃな中国語」と言われ落ち込むこともありましたが、それがあったからこそちゃんと中国語を勉強しようと思うことができました。留学中、バドミントンを通じて学生だけでなく社会人の方とも交流する機会に恵まれ、その中で出会った金融機関の方の影響で自分も金融関係をめざすことにしました。卒業後はここで培った中国語やコミュニケーション力を仕事に生かしていきたいです。

大山喬文

ダブルディグリー卒論発表会
ダブルディグリー卒論発表会