商経学部商店街活性化プロジェクトの学生が伊勢佐木町商店街イセザキモール(横浜市中区)の活性化施策として伊勢佐木町商店街の優れた技能を持つ商店主を「イセザキ・マイスター」として紹介するチラシを作成しました。
商店街活性化プロジェクトは産学連携の一環として2018年度から実施しています。学生が街づくりについて学んだ上で大学生ならではのアイデアを生かし、商店街の活性化に向けたビジネスアイデアを提言することで、学びと実践が結びつき、知識を深めることや更なる学びへの意欲に繋がっています。
プロジェクトでは、全国的に商店街にも外国人客が増加していることと、近隣に大学が移転するという市場動向を踏まえ、「大学生視点で日本語、英語2種のチラシを作成する」ことを提案し、商店街運営の実態や大都市における商店街についての講義を受けたうえで、2019年8月に現地調査を行いました。
2月14日(金)にイセザキモールで行われた成果報告会では、学生が「学生の目線から見た商店街」をテーマに作成したチラシについて説明し、商店街の方から「各店舗の特長をとらえて作成されている」との評価をいただきました。今後イセザキモールの魅力を伝えるツールのひとつとして、イセザキモールWebサイト等で発信していく予定です。
老舗として長く事業を営む個人商店を中心に調査し、「学生から見た時のマイスターの魅力とは何か」「マイスターからどう魅力を聞き出し、チラシとして文面に起こすことができるか」を考え、チラシを作成しました。成果報告会で商店街の方々に「大学生からみたマイスターの様子や仕事のこだわりなどを改めて感じることができた」と評価していただき、とてもうれしかったです。 プロジェクトを通して多くの経営者の方と交流できたことはとてもいい経験になりました。
商経学部商学科3年 久力彩南(千城台高校出身)
大学の講義の中で繁栄傾向・衰退傾向にある商店街の特長を学び、講義で学んだことを実践する機会になると思いプロジェクトに参加しました。 現地調査で商店街を訪れ、商店街の雰囲気や魅力、店主の方の想いを肌で感じることができ、実際に足を運ぶことの大切さを学びました。チラシ作成にあたり、学生の私が感じたマイスターの良さをどう伝えるかということに苦労しましたが、現地調査の内容を振り返り、商店街の魅力を伝えるチラシを作り上げることができました。
商経学部商学科3年 小池多恵(村上桜ヶ丘高校出身)
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