最新情報 2020年度

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本学の学長ゼミ生と東京都立大学生が、新型コロナウイルス感染症収束後のアジアの政治、経済、社会についてSDGsを軸に英語で発表・議論する「Online Asia Leadership Program ~新型コロナウイルス感染症収束後のアジアのグローバル化・その再構築~」を11月21日(土)に開催しました。

各大学2チームずつの発表、元駐バチカン特命全権大使・元東京外語大学特任教授の長崎輝章氏をお迎えしたパネルディスカッション、最後には学生発表の表彰を行い、本学のチーム2が最優秀賞を受賞しました。

学生の発表内容

  • チーム1
    「COVID-19社会におけるESG投資とSDGsの動き」東京都立大学
    時価総額上位50社の日本企業の行動例から、今後企業がとるであろうESG投資とSDGsの動きを分析する
  • チーム2 ※最優秀賞
    「グリーンツーリズムこそ持続可能な観光」千葉商科大学
    事業拡大を望む観光業者や観光客に新しい持続可能な観光の形を提案する
  • チーム3
    「日本の自動車部品産業とCOVID-19」東京都立大学
    経営危機に立たされる自動車部品産業における持続可能な成長戦略を探る
  • チーム4
    「千葉県への提案:パンデミック後の地域経済の活性化」千葉商科大学
    地域経済の活性化のための3つのポイントを千葉県に提案する
Online Asia Leadership Program
Online Asia Leadership Program

Online Asia Leadership Program

学生コメント

私は将来、観光業界に勤めようと考えていましたが、新型コロナウイルス感染拡大によって観光業界への就職は狭き門となってしまいました。しかし、観光はそれぞれの国にとって大きな産業の一部であり、停滞してしまった経済を上手く循環していくためにも観光は大きな意味を持っています。観光で新たな価値を創造すること、社会的責任も踏まえてこれからの観光の在り方を考えることが重要であると思ったのでテーマを選択しました。
今年度から学長ゼミのリーダーを務めており、プレッシャーが大きく、みんなを誘導することに不安がありましたが、この大会のためにスピーキング練習をしてきたこと、みんなをまとめることを人一倍に考えてきたことが最優秀賞受賞という形で報われた気がして嬉しかったと同時に、去年の自分と比べて大きく成長することができたと実感しています。

国際教養学部2年 佐々木陽菜さん(越谷南高校出身)

新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに、東京一極集中型の人口分布に不安を抱き、郊外への移住をテーマに研究することにしました。フィールドワーク等を行えない状況の中、研究を進めるのは難しかったですが、先生方にアドバイスをいただきながら実施しました。研究を基にした提案内容は、千葉県庁の職員をターゲットとして設定することで、より深く、具体的にすることができたと思います。英語のプレゼンテーション実施のための準備としては、オンラインで、週2回、約2時間、ゼミメンバーと先生と時事問題や環境問題について英語で語るなどして鍛えました。討論会のための研究、発表を通じて生きた英語を学ぶことができました。

国際教養学部2年 長谷川宙美さん(神戸弘陵学園高校出身)

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