最新情報 2021年度

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日本語能力、日本語でのプレゼンテーション力、コミュニケーション力を向上させるために、本学留学生と大学コンソーシアム市川(※)参画大学の留学生を対象とした「創り出せ、自分の未来~就職に活きる! 日本語×プレゼン力向上プログラム~」を開催しました。

  1. 大学コンソーシアム市川…教育資源や機能等の活用を図りながら幅広い分野で相互に連携協力し、教育研究の質的向上を図り、地域社会の発展に資することを目的として、2018年11月に設立。参画大学は、千葉商科大学、和洋女子大学、東京医科歯科大学教養部、昭和学院短期大学、東京経営短期大学の5校。

本プログラムでは、プレゼンテーションのポイントや自己分析の方法、日本での働き方、日本企業で活躍する人材についての講義を各企業、本学を卒業したOB・OGを講師に迎え実施しました。最終回ではプログラムでの学びを生かし、「自分の長所」をテーマに精一杯協力企業・機関の担当者の前で発表しました。

日本語力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力の向上はもちろん、留学生自身の将来を考えるきっかけとなるプログラムとなりました。

創り出せ、自分の未来~就職に活きる! 日本語×プレゼン力向上プログラム~

企業・機関の方々からのコメント

  • プレゼンテーションの練習の成果が出ていた。実際に社会に出た際に、今回の自己PRを生かして頑張って欲しい。
  • 自己PRは社会に出てからも必要なので、今回の経験を生かして欲しい。
  • 皆さんにしかできないことがあると思うので、皆さんの夢を大切にして、社会で活躍して欲しい。
  • 自己PRの内容が分かりやすかった。
  • きちんと準備をしたことで自己分析がしっかりできていた。

【協力企業・機関】
京成電鉄株式会社、千葉県税理士会市川支部、株式会社市進ホールディングス、株式会社テラモト、株式会社マイナビ、東京経営短期大学

学生コメント

まだ見つけられていなかった自分の強みをしっかり見つけたいと思ったこと、また、留学生の先輩や企業と交流できることから、本プログラムに参加しました。プログラムに参加したことで、自分を客観的に見られるようになり、「粘り強く取り組む」「周囲を明るくする」といった、強みを見つけることができました。また、他の留学生が努力する姿を見てとても刺激を受けました。新型コロナウイルス感染症の影響で就職活動を進めづらい点もありますが、将来、国際化を進めようとしている日本企業で営業や企画の仕事をしたいという目標があるので、夢に向かって頑張りたいと思います。

商経学部経済学科3年 グェン・ティ・マイ・チャンさん(ベトナム出身)

プレゼンテーション力を高めて、緊張せずに自己PRできるようになるために本プログラムに参加しました。苦労した点は、自分の特長をオンライン上で3分間という短い時間で伝えることです。本プログラムに参加して、効果的な自己PRの方法、話す内容の順番、資料の作成方法などを学びました。卒業後は、国際貿易に関わる仕事をしたいと考えています。先進国である日本で貿易、経済、経営などの経験を積んで、将来、天然資源が豊かである母国ウズベキスタンと日本の貿易の架け橋になりたいです。

商経学部経済学科2年 マジドフ・テムルさん(ウズベキスタン出身)

日本語のプレゼンテーション資料の作成がはじめてだったので苦労しました。どのような見せ方であれば受け手が見やすいか、また自分が説明しやすいか、先生や友人にアドバイスをもらいながら取り組みました。資料が完成した後、何度も発表の練習を重ねたことで、発表当日は自分が思ったとおりに企業の方の前でプレゼンテーションをすることができました。今回のプログラムを通じて、自分の日本語力やコミュニケーション力が高まったと感じています。卒業後は、まずは日本で人事や貿易に関わる仕事で経験を積み、将来は、他人から信頼される経営者になって社会の発展に貢献したいと考えています。そのために、大学で専門知識を深く学び、さまざまな学内外の活動を通じて社会で通用する力をつけていきたいと思います。

他大学参加学生

創り出せ、自分の未来~就職に活きる! 日本語×プレゼン力向上プログラム~