最新情報 2021年度

ニュース

8月24日~9月21日(全6回)に実施した「CUC×SDGsまるわかりプロジェクト」(協力:日刊工業新聞社)に1~3年生30名が参加しました。

このプロジェクトはSDGs(持続可能な開発目標)の基本知識を身につけ、企業取材等を通じて社会や企業の取り組みを知り、世界的課題を自分事として考える力を養うことを目的とした正課外の短期集中型プロジェクトです。

最終日の9月21日には取材した企業のSDGsの取り組み紹介や課題と提案、自身の今後のアクションプランを発表するプレゼンテーション大会が行われました。日刊工業新聞社×中小企業×学生の強みを生かした環境体験型施設「サステナラボ」を提案した日刊工業新聞社チームが優勝しました。

教員やご参加いただいた日刊工業新聞社千葉支局長の松之舎茂喜様からは「どのプレゼンも、発表内容や資料作りが企業の特長を捉えていた」「限られた時間の中でよくまとめられていた」「課題に対する提案もよかったが、『重要なのは2030年を超えた先の未来』に気づいたのが非常によかった」と講評がありました。

優勝チーム

  • 日刊工業新聞社チーム
    商経学部 経済学科3年 小田健斗(水城高校出身)、政策情報学部3年 早崎亜美(草加高校出身)、商経学部 商学科2年 中田勇太(佐和高校出身)、人間社会学部2年 立石翔大(新潟商業高校出身)、サービス創造学部1年 逆井翠岐(流山南高校出身)、国際教養学部1年 野口絢海(千葉英和高校出身)
まるわかりプロジェクト
まるわかりプロジェクト

学生コメント

編集者をめざしており、出版・広告業界ではどのようなSDGsの取り組みが行われているのか気になり参加を決めました。プロジェクトを通して、SDGsの目標達成のためには、私たち一人ひとりが主体的に行動することが大切だと感じました。また、「SDGs」という言葉自体は知られていても、実際にSDGsに関する取り組みを行なっている企業は多くないということを知りました。最終発表では、資料作りをメインで担当し、視覚的に分かりやすいものを作ることを心掛けました。完成までが短期間でとても大変でしたが、最終的に優勝という結果に結びついてよかったです。学生という立場では大きなことはできませんが、例えばエコバッグを携帯すること、周囲にそういった活動を呼びかけることなどはできます。そうした小さな積み重ねを意識していきたいです。

早崎亜美さん

大学内でよく耳にする「SDGs」について、具体的な内容や取り組みについて知らなかったため、深く学ぶ良い機会だと感じこのプログラムに応募しました。日刊工業新聞への取材を通じて、企業の意識に差がある事を実感し、解決策として「サステナラボ」を考案しました。サステナラボは、日刊工業新聞・中小企業・学生三者を巻き込んだ、自分たちが「行きたい!」と思う施設を発想することから始まった企画です。「自分がお客様でならどう思うか」を意識し、チームメンバー全員のアイデアを出し合い、意見を交換したからこそできた提案です。私はこのプロジェクトを通じて、SDGsに対する意識が変わり、普段のちょっとした改善が、今後の環境問題を変えることにつながると学びました。このプロジェクトの次回があれば、ぜひ伝える側で参加したいと感じています。そして、新しいアイデアが発掘されることを期待しています。

中田勇太さん