最新情報 2021年度

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サービス創造学部のスポーツビジネス・プロジェクトが、9月10日(金)に、プロジェクト学生とプロジェクトの公式サポーター企業が交流を深め、これからのスポーツビジネスの創造について意見交換を行う場として「CUC Chiba Sports Summit 2021」をオンラインで開催しました。本学学生、公式サポーター企業、教職員、約70名が参加しました。

第1部では、高橋勇市氏(アテネパラリンピックマラソン(視覚障がい)金メダリスト)と太田渉子氏(トリノ冬季パラリンピックバイアスロン銅メダリスト、バンクーバー冬季パラリンピッククロスカントリースキー銀メダリスト、東京パラリンピックテコンドー7位入賞)をゲストスピーカーに招き、「パラアスリートに聞く過去、現在、未来のスポーツ界の変化」と題した講演を行いました。

Chiba Sports Summit
Chiba Sports Summit

第2部では、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から後藤太郎氏と豊田紗耶美氏をゲストスピーカーに招き、東京2020大会の裏側についてお話しいただきました。

第3部では、「影の立役者たちが見た東京2020大会」と題して、竹澤正剛氏(日本スポーツボランティアネットワークコーディネーター)をゲストスピーカーに招き、一般社団法人日本スポーツマンシップ協会会長の中村聡宏サービス創造学部准教授と東京2020大会でアルバイトを経験したサービス創造学部2年の小松楓和さん(篠崎高校出身)とともに、スポーツボランティアについてや同大会のレガシー(開催都市ならびに開催国に残すよい遺産)などについて意見交換が行われました。

その後の質疑応答では、スポーツボランティアを行う上で大切なことや新型コロナウイルス感染症終息後のオリンピック・パラリンピックについてなど活発な議論がなされました。

Chiba Sports Summit
Chiba Sports Summit

最後に登壇者からは、「現場ではできなかった人と人とのコミュニケーションをこのようなかたちで行うことで、次に生かしていきたい」「パラスポーツに関わっていくうえで、ヒントになることをたくさん得られた」「さまざまな視点から大会を見られた」「障がい者スポーツをより多くの人に知ってもらうために、これからも発信活動を行っていきたい」といったお話をいただきました。