最新情報 2021年度

ニュース

全学部生を対象とした東京2020パラリンピックでのフィールドワークに24名が参加しました。
このフィールドワークは、8月29日~9月2日の5日間、学生たちは関係者誘導などを行いました。

学生は全2回の事前講義を受講したうえで業務に励みました。1回目の講義ではスポーツに関わるさまざまな産業を意味する「スポーツツーリズム」の概要や旅行会社の取り組み、産業としてのスポーツについて、2回目はユニバーサルデザインの概要やバリアフリーの種類や意義と実際の業務で取り扱う車いすの扱い方や注意点についても学びました。

また当日は、学生たちはジェスチャーも交えながら英語で話しかけ、関係者とのコミュニケーションを図るとともに楽しみながら業務にあたり、交流を通じて障がいをの有無にかかわらず、誰もが生活しやすい社会について考える機会となりました。

東京2020パラリンピック
東京2020パラリンピック

学生コメント

パラリンピックについて学ぶことができる機会だと思い、参加を決めました。5日間という限られた時間でしたが、会場にいる全員がパラリンピックを楽しみ、スポーツに奮闘する姿を間近で感じることができました。また、ユニバーサルデザインやバリアフリーについて改めて知ることができ、障がいの有無や重さに関係なく、誰もが気兼ねなく生活する環境が必要だと感じました。今後、私たちがどのようなサポートやアプローチをすることができるのか、学びを実際の行動に生かしていきたいと思います。

商経学部商学科2年 村中優介さん(郡山商業高校出身)

自国開催のパラリンピックでのボランティアは2度とないかもしれないと思い、参加しました。業務中は歓迎の気持ちを意識して関係者の方と接することを心がけました。そのことがきっかけとなり、たくさんの方々の笑顔を見ることができました。英語でうまく話すことができず苦労しましたが、言葉の壁があっても積極的に行動し、誠意をもって相手に接することでコミュニケーションの輪を広げることができました。今後も自ら考え、積極的に行動していきたいと思います。

国際教養学部2年 工藤瑞稀さん(江東商業高校出身)