最新情報 2021年度

ニュース

国際教養学部3年の中島美紗さん(赤穂高校出身)が内閣府青年国際交流事業(日本・中国青年親善交流事業)に参加しました。同事業は、日本と中国の青年同士の交流やディスカッションを通じて、これからの新しい時代にリーダーシップを発揮できる青年を育成することを目的に実施しています。

中島さんは、現地留学ができない今だからこそ日中交流を通して更に中国について知り、また同じ興味をもつ日本人とも交流を行うことで自身の成長や視野を広げたいと考え、日本・中国青年親善交流事業に参加。事前事後研修と意見交換会、報告会が3カ月間に亘って行われ、今回は「地方創生と日中青年の役割」という大テーマに基づいて、働き方・観光・ボランティア・教育・eコマースの5つのテーマに分かれて議論を行いました。

日中の意見交換会は2021年11月に実施され、各国の地方創生に関する基調講演やテーマに分かれた意見交換が行われました。中島さんは観光班で「地方創生×観光」をテーマに議論を行いました。

1月16日には事業のオンライン報告会が行われ、中島さんは観光班の代表者として、意見交換内容などの報告を次年度参加予定の一般視聴者に向けて発表しました。

国際交流事業
国際交流事業

学生コメント

特に印象に残っていることは、中国の若者は自分自身が社会を変えていくという気持ちが強いこと。交流を通して意識の違いを実感しました。また、言葉遣いや立ち居振る舞い、また正しい情報を得て正しく伝えることの大切さや、自国を尊重しつつ相手国も尊重するというバランスは難しいと感じましたが貴重な経験ができました。他にも、毎回の研修で事後課題が出され、自分の役割や自分がどのようにグループに貢献できたかの振り返りをする課題が出されたため、自己分析にもつながりました。事業を進めていくうちに発言の機会が増え、最後は報告会の発表を立候補することができたことは、自分自身の成長につながったと思います。この経験を生かし語学力や中国についての理解を深め、今後も事後活動を通して社会に貢献していきたいです。そしてコロナウイルスが終息したら実際に中国に行き、日中の架け橋となれるよう関わりを持ち続けてきたいです。

中島美紗さん