最新情報 2021年度

お知らせ

政策情報学部3年の簗瀬美智子さん(柏陵高校出身)と東北大学の学生が共著した小論文が、第16回野村総合研究所学生小論文コンテストで敢闘賞を受賞しました。 簗瀬さんは朽木量ゼミナールで地域の歴史・文化・民俗の研究とそのプロデュースを学んでいます。地域での学びを形にできる良い機会だと思い、コンテストへの参加を決めました。

小論文の全体テーマは「Share the Next Values!『サステナブル未来予想図~こんな地球で暮らしたい・安心安全な社会のカタチ~』」。簗瀬さんは「多拠点デジタル縄文時代」というタイトルで執筆しました。

内容は、「地方の過疎化」「都市の一極集中化」が引き起こす地域間格差問題解決のための「多拠点デジタル縄文時代」を提案したものです。これは多くの人々が「地方」で、食料とエネルギーを「縄文時代」のように自給自足し、仕事も勉強も好きなところでできる「デジタル」な、さらに自分の居場所を複数もった「多拠点」生活社会にしようという提案です。都市は食料とエネルギーを地方の生産と発電に依存しています。日本が災害大国であることを考えると、都市はとても脆弱ではないかということに着目しました。

雇用のために若者が地方から都市に移り住むことで、都会生まれ都会育ちの子どもが増え、そして人口面や経済面でさらに地方と都市の格差が広がっていきます。簗瀬さんは「この循環を壊さないと豊かな日本の地方が死んでいってしまうのではないか。ある場所で災害が起こったとき、起こると予想されているとき、そこに住む人々が、ほかの拠点に移動し安心して暮らせる社会を作りたい」そんな思いから「多拠点デジタル縄文時代」を提案しました。

学生コメント

敢闘賞をいただけたこと、非常にうれしく思います。共著した北川さんとは地域留学プログラムで知り合い、お互い遠方に住んでいたため、週に何度もオンラインミーティングをしました。それぞれ違った視点から出たアイデアをどのように融合させていくかを考え、それがまとまりアイデアとして形になっていく瞬間はとてもワクワクしました。大学の授業の学びや地域留学の経験を生かして、ミーティングの際に自分のインプットを言語化する作業を繰り返し行い、新たなアイデアとして形にするアウトプット力が身についたと同時に、自信につながったと思っています。今後も新しいことに自ら積極的にチャレンジし、形や行動におこす機会を設けていきたいです。

簗瀬美智子さん