学長プロジェクトの一環で、だいがくアシスタンスを活用して発足した「養蜂事業による福島空港活性化プロジェクト(ハニー・サステナブル・プロジェクト※)」の取り組みとして、3月1日にはちみつレシピコンテストを開催しました。
同コンテストでは、福島県須賀川産のはちみつを使用した食事、デザート、ドリンク等のメニューをテーマに学内でレシピを募集。応募があった11件のレシピのプレゼンテーションが行われました。
レシピは学食「The University DINING」で販売することを想定し、原価計算なども行い、椎茸と合わせる意外なレシピやはちみつの甘さを生かしたスイーツのレシピなど趣向を凝らした多様な提案がありました。
最優秀賞に選ばれたのは人間社会学部2年の廣瀬由菜さんの提案したレシピ「漬けて焼くだけ! ご飯が進むはちみつ味噌漬け」です。味噌の文化を守ること、体に良いもの、調理が簡単なものをコンセプトに、蜂蜜と味噌を合わせた甘じょっぱい漬けダレを考案。豚肉や鶏肉を漬けて焼くレシピを提案しました。ストーリー性や発展性があり、The University DININGが大事にしている「美味しいものを食べて健康になる」と親和性がある点が評価されました。
最優秀賞1件、UD賞3件の一部レシピはThe University DININGで実際に販売予定です。
※「ハニー・サステナブル・プロジェクト」とは、千葉商科大学とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社による地方創生・SDGs推進の共同プロジェクトです。東日本大震災からの復興と地域活性化を課題に取り組んでいる須賀川高校オフィス情報科とともに福島県須賀川市を拠点に活動しています。
よく料理をすることや、外食や給食で美味しかったものを家で再現することが好きで、得意分野を活かせると思いコンテストに参加しました。提案したレシピのポイントは「栄養面」「味噌の文化を守る」「レパートリーが豊富」「簡単な調理法」という点です。美味しさや栄養面だけでなく、作る側の手間なども考慮しました。他の参加者のレシピやコンセプトに圧巻されていたので、受賞した時は本当に驚きました。今までの料理経験や、栄養面のこだわりが活かせたのではと嬉しく思います。
廣瀬由菜さん