最新情報 2022年度

ニュース

12月13日、15日、16日、サービス創造学部の地域連携商品・サービス開発・プロジェクトの学生が、地元企業と連携して開発したオリジナルアイス「市川愛ス(イチカワアイス)」を学内で販売するイベントを実施しました。

このプロジェクトでは、千葉県の「特産品」や「地域資源」、「地域ブランド」 を掘り起こし、企業や農家、行政と連携して地域経済活性化 、シティ・プロモーション、農業マーケティングをテーマに商品・サービスの企画開発から販売までの一連のプロセスを実践していきます。

第2弾となる今回は、地域ブランド「市川のなし(市川の梨)」の認知度向上をめざして、勘兵衛園(市川市)の『和梨のドライフルーツ』を使用したアイスミルク「梨とチョコレートのマリアージュ」と梨屋与佐ヱ門(市川市)の『ありの実コンフィチュール』を使用したラクトアイス「梨とヨーグルトのマリアージュ」の2種をオシロ株式会社(柏市)の協力で開発しました。

商品名の「市川愛ス」は、梨の花言葉「愛情」「癒し」と、寒い時期に好んでアイスを食べる「冬アイス」を発想のヒントに名付けました。梨には、疲労回復効果・喉を癒やす栄養成分が豊富に含まれており、一年が終わる12月に、「頑張った自分」を癒しながら、市川市への地域ブランドの愛着(ブランド・ロイヤリティ)をもってもらいたいという思いを込めています。

学生たちは、市川市の特産物である梨をはじめ、市川市の観光情報を発信したSNSの運営やプロモーション活動を通じて、市川市の魅力をより知ってもらい、千葉県や市川市の地域経済活性化につなげていくことを目標に活動を行っています。

市川愛(アイ)ス
市川愛(アイ)ス

学生コメント

梨農園のフィールドワークでは、市場に出回らない梨を使用した商品開発などさまざまな活動が行われていることを知りました。今回は、健康志向・長期保存といった観点からSDGsに繋がるドライフルーツとコンフィチュールを使った商品を考えました。アイスと梨の加工品の組み合せは珍しいため、試食を重ねて味を調えました。意見の調整やスケジュール管理の難しさを経験しましたが、連携企業や農家の方々のご協力のおかげで納得のいく商品開発ができました。この経験を生かして、この先もさまざまなことに挑戦し、多くの知見を得ていきたいです。

サービス創造学部2年 笹本鈴(波崎柳川高校出身)