最新情報 2022年度

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商経学部根岸亮平専任講師のゼミナールは、2022年12月18日に開催された「アカウンティングコンペティション第7回(2022)」に参加し、同学部3年三上凌さんをリーダーとするチーム「3.0」が学術的研究分野において審査員特別賞を受賞しました。

アカウンティングコンペティションは、2016年に創設された会計学分野における大学生の研究発表大会(主催:アカウンティングコンペティション準備委員会)です。今大会では24大学、31ゼミナールから76チームのエントリーがあり、学術的研究分野と実践的研究分野の2つの分野でそれぞれ6ブロックに分かれて研究成果を発表しました。

審査員特別賞を獲得したチーム『3.0』は、「人的資本と企業価値の相関関係」について発表し、学術的研究分野のAブロックで東京大学・明治大学・青山学院大学・専修大学・文京学院大学・日本大学と競い合いました。

本研究では「人的資本の充実は企業価値を向上させるのか」という問題意識のもと、人的資本と企業価値の相関関係について研究しています。具体的には、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用する日本企業239社を対象に、1社ずつ有価証券報告書から関連する数値・記述を抽出し、両者の相関関係について検証・考察を行いました。

アカウンティングコンペティション第7回

優秀賞チームメンバー

経済学科3年 三上凌さん(足立高校出身)
商学科3年 中田勇太さん(佐和高校出身)
商学科3年 韓友頌さん(市立尼崎高校出身)

学生コメント

私たちは近年注目が集まっている人的資本をテーマとして研究を行いました。大変だったことは、「人的資本とは何か」という答えのない問題を考えることでした。しかし、自分たちなりの答えを出すことこそが研究の面白さだと気づき、結果として審査員特別賞をいただけて大変嬉しいです。社会に出ると答えのない問題にも遭遇する機会があると思いますが、今回の経験を生かして今後も自分なりの答えを見つけていきたいと思います。

三上凌さん