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2月6日、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」をテーマに「千葉商科大学×NHK SDGsインタラクティブ」を開催し、学生181名が参加しました。

このイベントは、学長プロジェクトを中心にSDGsを推進する本学と、NHK・SDGsキャンペーンの一環としてNHK千葉放送局が共催し、学生がSDGsについて考え行動するきっかけをつくることを目的としています。第1部は「エネルギー」、第2部は「エシカル消費」をテーマに実施しました。

第1部では、本学が日本の大学ではじめて電力において自然エネルギー100%を達成していることを踏まえ、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏を講師にお招きしました。まず、省エネ啓発活動に取り組む学生団体SONEが昨年夏に企画実施した教室の断熱改修ワークショップなどの活動成果を発表。続いて飯田氏から「エネルギーをつかう責任」についてご講演いただきました。質疑応答では学生から「学生でも直接的に再生可能エネルギーに関わるにはどうしたらよいのか」「日本はいつまでに再エネ100%を達成できるのか」「実家が農家だがソーラーシェアリング導入のハードルが高いと感じている」など多くの質問や意見があり、活発な議論が行われました。

NHK SDGsインタラクティブ
NHK SDGsインタラクティブ

第2部では、一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花氏を講師にお招きしました。はじめにエシカル消費啓発活動に取り組むCUCエシカル学生クラブの学生が、「エシカル消費」についての説明と活動成果、活動の中で感じている「エシカル消費の認知度が低い」「エシカル消費を自分事にとらえられていない」「エシカル消費=意識が高い人・難しい印象」の3つの課題を発表しました。末吉氏からの「エシカル」の考え方についての講演の後、8グループに分かれ「学生でもできるエシカル消費」と「エシカル消費の認知度を上げ、自分事化してもらうには?」について全員参加のディスカッションを行いました。CUCエシカル学生クラブの学生が各グループのリーダーを務め、意見や提案をまとめて発表しました。

NHK SDGsインタラクティブ
NHK SDGsインタラクティブ

今回のイベントでは、「エシカル」という言葉をはじめて聞いたという学生も多くいましたが、「エネルギー」においても「消費行動」においても自分たちの選択が未来を大きく変える責任を伴うことを実感する機会となりました。

なお、このイベントの様子は、2月14日NHK総合の「ひるまえほっと」にて放送される予定です。
※当日のニュースの内容によって変更になる場合があります。

NHK SDGsインタラクティブ