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2月2日、キャンパス内で本学学生が経営する飲食店「学生ベンチャー食堂」の新規経営者が決まりました。経営者は商経学部経営学科3年の野々村青矢さん(岐阜城北高校出身)です。

学生ベンチャー食堂は、「彩食菜」と「新天地」の閉店に伴い、新規経営者を学内公募。厳正なる審査の結果、野々村さんを選出しました。
野々村さんは、昨年1月から「彩食菜」でアルバイトをする中で、食の提供を通じて料理の楽しさとやりがいを感じ、将来起業したいという思いもあったことから、「起業するために経営者としての経験を積みたい。『彩食菜』の良さを継承しつつ、自分のオリジナリティを追加した店にしたい」と、「彩食菜」の木村さんに許可を得てから事業計画書にまとめて大学へ応募。1月末に学長、副学長等に向けプレゼンテーションを行いました。

大学による出店審査にあたっては、「彩食菜」の人気メニューや価格、店舗、アルバイト要員を継承しながら、季節ごとに全国の郷土料理を取り入れた新規メニューの開発にも意欲的であり、アルバイトのみでも運営ができるようマニュアルを作成するという計画に、継続運営が可能と判断しました。出店に必要な食品衛生責任者資格をすでに取得していることなど、総合的に判断して野々村さんを新規経営者として決定しました。

認定証授与式では原科幸彦学長より認定証が手渡され、次年度の出店権利を得ました。原科学長は事業計画について「学生ベンチャー食堂初の事業継承型というのも良いと思う。女子学生に人気のあるメニューは継承しながら、郷土料理やボリュームのあるメニューも考えられていて良かった」などと評価し、「次の代への事業継承も考えられており、期待している」とエールを送りました。

野々村さんは今後、飲食店の営業条件となる営業許可の取得、個人事業の開業届出など、開店に必要な一連の準備を整えた後、4月より営業を開始する予定です。ぜひ応援してください。

学生ベンチャー食堂