最新情報 2023年度

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10月9日、原科幸彦学長と学生団体SONE(以下、SONE)の6名が、国際シンポジウム「朝日地球会議2023」にパネリストと発表者として登壇しました。
当日は、「エコハウス『ほくほく』で私たちは考えた 足もとの行動から世界を変える」をテーマにパネル討論を行いました。

エコハウス「ほくほく」とは、コーディネーターである朝日新聞文化部の斎藤健一郎氏が、電気やガスを全て再生可能エネルギーで賄い、光熱費0円をめざして空き家をリノベーションした省エネな家です。

6月下旬、SONEは「ほくほく」でのフィールドワークに参加し、高気密高断熱を実現した光熱費0円のエコハウスに衝撃を受けたと言います。8月下旬、断熱改修の効果や知見を広めるため、教室の二重窓化と壁面に断熱材を設置する2回目の断熱ワークショップを「ほくほく」を共に訪問した他大生と行いました。
今回のパネル討論では、学生たちがフィールドワークと断熱改修ワークショップでの体験を通して学んだことや意識変化について発表した後、ディスカッションが行われました。

原科学長は電力において日本初の「自然エネルギー100%大学」を達成した大学の学長、環境工学・環境アセスメントの専門家として、学生と一緒に「みんなでつくる脱炭素社会」への道筋について議論しました。

朝日地球会議2023
朝日地球会議2023

学生コメント

環境問題に対して同じように熱量をもって考えている方々と交流することで、自分だけの意見に留まらず、さまざまな考え方や発想に触れ、視野が広がったと感じます。ディスカッションでは共感できることも多く、課題解決のためにまずは自分にできることから取り組んでいます。今後もこのつながりを大切にして、SONEとしても今回のフィールドワークのような活動をもっと取り入れていきたいと考えています。

人間社会学部2年 渡辺美月さん(四街道高校出身)