最新情報 2023年度

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昨年11月30日、12月1日に全国の高校生を対象とした「第9回全国高校生 環境スピーチコンテスト」本選を開催し、12月15日に受賞者が決定しました。
このコンテストは今後の日本社会を担う高校生が、地球温暖化対策やエネルギー問題などの重要な社会課題について、どのようにしたら持続可能な社会を築いていけるのか、自分自身の考えを発表する場として開催したもので、環境に関心のある高校生を対象に「自然エネルギーと私たちの未来」、「SDGsのために、今、私たちができること」という2つのテーマで原稿を募集しました。

第9回全国高校生環境スピーチコンテスト

第9回全国高校生環境スピーチコンテスト受賞者一覧

千葉商科大学賞(最優秀賞)

  • 「私が作る新時代の農業のカタチ」下山こもさん(村山産業高校/山形県)

優秀賞

  • 「『コケに魅せられて』コケを虚仮(こけ)扱いするな!!」立石詩穂さん(藤岡北高校/群馬県)
  • 「あふれる想い、商品に込めて ~大切な地域の宝を次世代につなぐ~」小宮妃奈さん(唐津南高校/佐賀県)

特別賞

  • 「未来を守る挑戦」佐藤玲菜さん(名久井農業高校/青森県)

学校賞

  • 清心女子高校(岡山県)

入賞

  • 「カブトムシからはじまる環境保全」森幸道さん(小山北桜高校/栃木県)
  • 「小川の未来を考える」三木日葵さん(藤岡北高校/群馬県)
  • 「小川の未来を考える ~マイクロプラスチックの削減~」堀越康介さん(藤岡北高校/群馬県)
  • 「未来の資源を使う責任」斉藤桜彩さん(日本女子大学附属高校/神奈川県)
  • 「路地型水耕栽培で飢餓をゼロに」平田悠太郎さん(園芸高校/大阪府)
  • 「次世代に受け継ぐためにコウノトリ米の栽培を目指して」藤井廉也さん(世羅高校/広島県)
  • 「災害時の雨水活用 ~コーヒー豆かすで水をキレイに~」小西あやかさん(高鍋高校/宮崎県)

本選出場スピーチ動画

千葉商科大学賞受賞者コメント

このようなコンテストで最優秀賞をいただきとてもうれしく思います。スピーチでは、誰にでも伝わるような話し方や、専門用語をわかりやすい表現に変えるなど細かい点まで改善していくことに苦労しました。今後も環境にやさしい農業の実現のため、地域へエンドファイトの活用を広げられるように研究を続けていきたいです。

審査委員長 講評

実験を重ねていくなかでの驚きや発見がよく伝わり、まるで実験状況を見ているかのようなスピーチでした。効果についても実証されており、下山さんの研究結果データとスピーチ力があれば、農家の方を動かすことができると感じました。身近な地域の資源に着目し、限られた資源を無駄なく活用しながら環境保全につなげられる可能性に気づかされ、大変感銘を受けました。

千葉商科大学賞受賞スピーチ動画

結果発表会の様子