最新情報 2023年度

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サービス創造学部の学生5名が参加した「大学生意識調査プロジェクト(FUTURE2023)」は、"大学生に「コロナ禍がもたらした変化」に関する意識調査"の結果について、2023年12月18日にプレス発表を開催しました。
「大学生意識調査プロジェクト」は、学生たちが広告やマーケティング・リサーチを実践的に学ぶことを目的に行われており、主催の公益社団法人東京広告協会の指導、サポートのもと、広告・マーケティングゼミで学ぶ大学生の有志が参加しています。1995年から続く歴史あるプロジェクトで、発足当時から調査の企画・実施・分析など、一連の作業を学生が行っています。

2023年度のプロジェクトは4月に、本学および青山学院大学、江戸川大学、駒澤大学、専修大学から集まった学生32名で結成。本学から参加した5名は、サービス創造学部松本大吾教授のゼミナールでマーケティング・コミュニケーションを研究しています。

今回の調査テーマは「コロナ禍を経験した大学生の行動・意識の変化」。コロナ禍とコロナ禍明けの両方を、在学中に経験した現在の大学生は、コロナ禍をどのように捉え、そしてどのような行動や意識の変化が生まれたのかを、1,000人を対象にアンケート調査し、多様な視点から分析しました。

調査では、現在の学生は、コロナ禍の3年間(2020~2022年)を「"自分の興味関心分野への熱中"を入り口に、様々な知識や能力を収集するような"自らの成長機会"」と捉えたと言えることがわかりました。この稀有な体験をポジティブに捉え、将来に生かそうと主体性と協調性を掛け合わせながら、世代を越えた多調和のある環境に貢献するモチベーターとしての役割を果たすことが期待できると結論づけられました。

【参加学生】

サービス創造学部3年
清水亮之介さん(検見川高校出身)
田中佑樹さん(磯辺高校出身)
森田鼓太郎さん(日本体育大学柏高校出身)
坂本遼太さん(小岩高校出身)
紺野彩季さん(四街道高校出身)

大学生意識調査プロジェクト
大学生意識調査プロジェクト

学生コメント

私は人と話すとき、気持ちだけが先行してしまい、整理がつかないまま、うまく意見や思いを伝えられないことがありました。今回、ロジックチャートの講義、アンケート結果の整理や分析を経験したことで「根拠から主張までの流れの作り方」を学び、論理的に考えて話すことが身についたと感じています。また、個性豊かなメンバーと一緒に自分たちが導いた分析結果を世間の人たちに伝えたいというモチベーションも加わって、とにかく楽しく、今までで一番貴重で、濃厚濃密な時間を過ごせました。

田中佑樹さん