最新情報 2023年度

ニュース

2023年11月~2024年1月、サービス創造学部のスポーツビジネス・プロジェクトの学生が、アメリカンフットボールチームオービックシーガルズと習志野商工会議所と協力し、千葉県立実籾高校の生徒に探究学習を実施しました。

本学は実籾高校から地元企業と連携した実践的な学習に取り組みたいとの相談を受け、サービス創造学部の公式サポーター企業であるオービックシーガルズが実籾高校と同じ習志野市が拠点ということに着目。また、習志野商工会議所が普及しているご当地グルメ「習志野ソーセージ®」の応援団にオービックシーガルズがなっていることから、ソーセージを絡めた新たな商品開発に、高大産連携で取り組むことにしました。正課授業科目「プロジェクト実践」で、オービックシーガルズの認知向上に向けた取り組みを行っている同学部スポーツビジネス・プロジェクトの学生11名が中心となって、実籾高校2年生302名を対象に出張講義を行いました。

学生は、情報収集の為のヒントや商品開発の進め方、発表資料の作り方、ロゴやキャラクターの使用上の注意点などを講義し、生徒5人1組のグループそれぞれへのサポートを行いました。

12月20日には、64のグループが、オービックシーガルズ関係者に向けて3分間のポスターセッションを行い、1月18日に結果が発表されました。すべてのアイデアの中から最優秀賞に選ばれたのは「ソーセージバケツ」。ドリンクとソーセージの両方をバケツを模した容器に入れて一緒に持ち運べるというものです。今後、受賞した案を含め、オービックシーガルズが商品化に向けてさらに検討を進める予定です。

探求学習

学生コメント

企業、高校の方々と毎週のように打合せを重ね、会議の進行、スケジュール管理、企画案の設定、講義の準備から運営、今までにない多くの経験ができました。約300名の生徒に高大産連携のテーマやゴールを伝える事に苦労しましたが、最終的に高校生から発表された案は、私たちが想定していたクオリティーを超えるものばかりでした。高校生たちの常識に捕らわれない発想に触れることができたのも良い刺激となりました。

サービス創造学部2年 綿引翔琉さん(明秀学園日立高校出身)