長谷川博商経学部教授および野木村忠度商経学部教授が、10月12日に行われた日本経営診断学会第57回全国大会において日本経営診断学会賞(研究奨励賞)を受賞しました。
日本経営診断学会賞は、「経営診断における理論と実践の融合」を理念とし、経営診断理論・基準の向上発展に資するため、会員の優秀なる著書・論文または大会報告並びに予稿を審査選定し、その研究成果を顕彰することを目的としています。その中で研究奨励賞は、将来の研究の進歩・発展に寄与する顕著な研究業績(著書または論文)に与えられるものです。
今回受賞したのは、長谷川教授、野木村教授をはじめとする分担執筆「クリティカル・マーケティングーここが変だよ?! マーケティングー」(創成社)です。
新しい領域へのチャレンジと新たなマーケティング・スタイルの可能性を評価されての受賞となりました。
受賞コメント
(長谷川教授)
国家、社会、民族、文明、政治には、アートとサイエンスを統一する文化によって保証される面があります。この点から、諸国では未来のために、intellectual historyを通観し、相互に尊重し合う時代になりました。以上からマーケティングを顧みる人々に向けた私の本書担当箇所には、社会等の要請をときには撥ねつける大学/大学院の研究教育という点からも、批判の先へとの諸学連座的内容の構成/構築が見て取れるとされたのだと思います。
(野木村教授)
この度はこのような素晴らしい賞を頂けて光栄です。受賞することができたのは、同僚の先生方や職員の方のサポートによるものだと思っております。この賞を励みに研究にまい進していきたいと考えております。
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