最新情報 2024年度

ニュース

11月3日、留学生の日本語能力向上と本学で学ぶ日本人学生の英語能力向上を目的とした「外国語スピーチコンテスト」を開催しました。
本学から5名、協定校である国立台北商業大学からの交換留学生2名、市川日本語学院から1名の留学生、日本人学生が参加し、「日本におけるこれからの多文化共生~Japan's Future: Many Cultures Living in Harmony~」をテーマに約6分間のスピーチを行いました。
学生たちは、各自の留学体験から感じたこと、学んだことを踏まえ、各自の主張を発表しました。

当日の様子(動画)

受賞結果

千葉商科大学賞(最優秀賞)

留学生対象日本語の部

  • 千葉商科大学 TSAI HO CHENさん(台湾出身)

日本人対象英語の部

  • 千葉商科大学 吉田梨里子さん(いわき光洋高校出身)

優秀賞

留学生対象日本語の部

  • 市川日本語学院 NYEIN PYAE THAWさん(ミャンマー出身)

日本人対象英語の部

  • 千葉商科大学 小出詩織さん(松戸(市立)高校出身)

特別賞

  • 台北商業大学 CHOU,CHENG-CHIさん(台湾出身)

外国語スピーチコンテスト

総評

早いもので、外国語スピーチコンテストも3回を数えました。参加いただいた学生の皆さん、さまざまな協力をいただいた教職員の皆さま・地域の皆さまに心より感謝申し上げます。今回、留学生による日本語スピーチに加え、日本人学生による英語スピーチコンテストをはじめて実施いたしましたが、いずれの発表も高い水準と強いメッセージ性を備えており、深い感銘を受けました。
このコンテストは、意見交換の場であると同時に、相互理解を深め、多様性や包摂性について学ぶ貴重な機会です。皆さんのスピーチを通じて、一人ひとりが異文化共生について考え、意見を発信することは、多様性を尊重する社会の形成において極めて重要だと感じています。今後もこのような機会を継続的に実現していきたいと考えています。
発表者の皆さま、素晴らしいスピーチをありがとうございました。

橋本隆子審査委員長

受賞者コメント

今回の演説コンテストで賞をいただけたことを、とても光栄に思います。 このスピーチを通じて、自分の考えや経験を多くの方々に共有できただけでなく、日本の多文化共生について改めて考える良い機会にもなりました。日本と台湾の違いを学びながら、多文化共生が持つ可能性をもっと広めていきたいと感じました。今回の経験を励みに、これからも異文化交流の大切さを伝えていきたいと思います。ご支援くださった皆さん、本当にありがとうございました。

TSAI HO CHENさん

私は今回、スピーチコンテストのテーマ「日本の異文化共生」を見て参加しようと思いました。この大学4年間で留学や旅行で9カ国訪れ、国籍を問わずさまざまなバックグラウンドを持った友人と過ごしてきた中で、何度も考え、議論したテーマだったからです。このような経験で得られた考えを、英語を使って発表することはとても楽しいものでしたが、同時に難しくもありました。多文化共生の環境を説明する際に、自分の感覚の話だけで終わらせないように、どの人でも共感できる事例や表現方法にこだわりました。 今まで学んできた結果が、この英語スピーチコンテスト最優秀賞受賞という形で表せたことをとても嬉しく思い、今後の英語学習のモチベーションにもつながりました。

吉田梨里子さん

とても緊張しましたが、今回スピーチコンテストに参加したことで、本当に良い経験ができ、少し自分に自信が持てるようになりました。 そして、千葉商科大学の留学生たちのスピーチを聞いて、私も彼らのようにもっと日本語が上手になりたいという気持ちが強くなりました。 スピーチ後は、大学の先生や学生の方たちと交流する時間もあり、それについても私にとって充実した時間となりました。
私は来年4月に大学に入学する予定です。今後もチャンスがあったら、色々なことにチャレンジし、成長していきたいと考えています。

NYEIN PYAE THAWさん