最新情報 2024年度

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2月15日、本学で第1回目となる"関東学生養蜂家の集い"が開催され、合わせて「関東学生養蜂リーグ」が設立されました。

「関東学生養蜂リーグ」は、指導教員である本学の和田義人人間社会学部教授と安田学園中学校高等学校の小島直樹教諭が発起人となり、関東地区の教育機関で養蜂活動を行う団体同士の情報交換や交流を目的としています。

近年、SDGsの浸透、環境問題への関心の高まりから、国内各地で「都市養蜂」が盛んになり、大学や高校などの教育機関においても多くの学生養蜂"家"が活動しています。しかし、気候や周辺環境、ミツバチヘギイタダニの影響でミツバチの生育状況が悪化してしまうなど、日々手探りで活動してる団体が多くあります。また、採取したはちみつをどう活用するのかなどの課題もあります。

今回の集いでは、小島直樹教諭による基調講演と、本学の「国府台bee Garden」の学生を含む11団体(高校2校、大学9校)の生徒・学生によるそれぞれ約10分間の活動報告と交流会が行われました。今回を皮切りに、今後、互いがもつ悩みや課題などを研究成果や知見を共有することで解決し、生態系の維持にも貢献していく予定です。

国府台bee Garden
国府台bee Garden

学生コメント

私たちは商品開発やイベントを通して地域活性化や地域の緑化に力を入れていますが、理系の大学ではAIや科学技術を用いてミツバチの動きや行動について研究していたりと、団体ごとの特長がありました。他の団体の活動報告から多くの学びがあり、悩みの共有もできて有意義な時間を過ごせました。今回学んだ他団体の活動も参考にしつつ、養蜂事業に励んでいきたいと思います。

人間社会学部2年 木元凜太郎さん(船橋芝山高校出身)