全国の高校生を対象にサービス創造の重要性を広く社会に認識してもらうことを目的として新しいサービスのアイデアを募集する「サービス創造大賞2025」を開催しました。今年は「日常生活で感じる『困りごと』のエピソード」について、「それを解決してくれる公式サポーターの指名理由」に加え、「具体的にどのようなことをしてもらうか」を新たに記載する形式とし、全国各地から累計614件58校からの応募がありました。
応募作品については、「その困りごとを多くの人々が共有しているか」「その困りごとをどこかの企業が解決していないか」「発想や着眼点がユニークか」「エピソードが具体的に記述されているか」「文章が正確で分かりやすいか」の視点に基づき、総合的に評価して受賞者を決定しました。
「サービス創造大賞2025」受賞結果
大賞
該当なし
優秀賞(図書カード1万円相当)3件
「狭い歩道で他人とぶつかる・操作が面倒な折りたたみ傘の不便を、ファミリーマートに自由に開閉できる折りたたみ傘として改善してもらうことを想定して解決してほしい」
北海道札幌東商業高等学校 安部瑠菜さん
「開けにくく中身が飛び出すお菓子の袋の不便を、ファミリーマートに誰でも簡単に綺麗に開けられる袋として改善してもらうことを想定して解決してほしい」
栃木県立矢板東高等学校 坂主優介さん
「駐輪が難しく自転車が倒れやすい置き場の不便を、乃村工藝社にどんな形やサイズの自転車でもスムーズにとめられる駐輪スペースとして設計してもらうイメージで解決してほしい」
群馬県立前橋商業高等学校 岡村友葉さん
高校賞(図書カード2千円相当)9校
- 北海道札幌市立札幌東商業高等学校
安部瑠菜さん - 秋田県立秋田商業高等学校
伊藤凛子さん、菊地美咲妃さん - 富山県立滑川高等学校
横山藍美さん - 栃木県立矢板東高等学校
坂主優介さん - 群馬県立前橋商業高等学校
清水暖音さん、岡村友葉さん、丸岡静凜さん - 利根沼田学校組合立利根商業高等学校
中林来叶さん - 東京都立第一商業高等学校
田川紗帆さん - 神奈川県クラーク記念国際高等学校横浜キャンパス
神山凛さん - 宮崎県立高鍋高等学校
福留早希さん
講評(受賞にあたってのポイント)
今年のサービス創造大賞では、日常生活の中での困りごとを発見し、それを解決するサービスや製品のアイデアにつなげるエピソードを募集しました。審査委員会では、実際の生活で直面する小さな不便を丁寧に観察し、具体的な解決策として企業への提案に落とし込んでいる点を重視して評価しました。
受賞作品は、通学時の傘の使いにくさや自転車置き場の不便、食品の袋の開封のしにくさなど、誰もが日常的に体験する困りごとを着眼点としており、その解決策を現実的に想定した提案としてまとめている点が高く評価されました。これらの作品は、単なるアイデアの発想にとどまらず、社会に役立つ具体的なサービス創造の可能性を示すものであり、今後の発展が期待されます。
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