最新情報 2025年度

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国際教養学部の2年生25人は、9月より本学協定校であるニュージーランド、マレーシア、中国での語学研修や研究活動を行う「海外研修」に臨んでいます。
学生たちは現地学生との交流や語学学習に加え、出発前に担当教員と研修先に特化した研究テーマに沿って、フィールドワークやアンケート調査、インタビューなどを実施しています。研究は、12月中旬の帰国後、事後講義を行ったのち、研究報告会が予定されています。

学生コメント

留学先:ワイカト大学(ニュージーランド)
クラス分けテストで中級クラスになり、クラスには韓国人とフランス人の学生がいます。このクラスは、聞き取り力やスピーキング力を鍛えるのに良い環境になっています。授業では、教科書を使ったリーディングやリスニングに加えて、洋楽の歌詞から単語やフレーズを学び、それらを使って実際に文を作るアウトプットの時間があります。学んだ表現を自分の意見に使うことで、より深く理解できていると感じます。
ニュージーランドでの滞在はホームステイで、子どものいる家庭やペットのいる家庭など、さまざまな一般家庭(ホストファミリー)と生活をします。私の場合はシニア世代夫婦の家庭で猫がいます。毎週土曜日には、ホストファミリーが少し離れた場所に連れて行ってくれ、これまでに洞窟やビーチ、ダムなどに行きました。夕食後はリビングルームで日本について話すことが多く、日本とニュージーランドの生活や文化の違いを知ることができ、とても興味深いです。

国際教養学部2年 柴田菜央(秋田商業高校出身)

海外研修実施
海外研修実施

留学先:アジアパシフィック大学(マレーシア)
クラスはレベル1から6まであり、私はレベル3からスタートしました。中間テストとファイナルテストの結果で次のレベルに上がれる仕組みで、クラスは1カ月ごとに入れ替わります。授業は月曜から金曜までで、午前にスピーキングとリスニング、午後にリーディングとライティングを各2時間ずつ学びます。クラスは約30名で、国籍もさまざまで英語の訛りも違うため、最初は聞き取るのに苦労しましたが、徐々に慣れてきました。授業ではプレゼンやグループでのポスター発表が多く、積極的に英語を使う機会があります。先生も学生もこちらの英語を丁寧に聞いてくれるので、間違いを恐れず英語で話すことに挑戦できています。
この留学を通して、私は異文化理解の面で大きく成長しました。さまざまな国籍の学生と交流する中で、それぞれの国の文化や価値観を直接知ることができました。また、現地で多くの場所を訪れ、見て触れて体感しながら理解を深められたことも貴重な経験でした。さらに、さまざまな料理にチャレンジしたことで、食文化を通した学びも広がりました。自分の身体で感じ、実際に経験することでより深い理解が得られたと感じています。

国際教養学部2年 杉村隆之介(静岡学園高校出身)

海外研修実施
海外研修実施

留学先:上海立信会計金融学院(中国)
月曜日は市内のキャンパスにて留学生向けの中国語の授業、火曜~金曜日は滞在先近辺のキャンパスにて現地の学生と同じ授業を受けています。留学生向けの授業では、モンゴルやタジキスタンからの学生と一緒に学んでいますが、彼らはすでに中国語でのコミュニケーションが良く取れるため、「私も頑張ろう」と刺激をもらっています。
わたしは留学を通じて、自分から声をかける力が身についたと感じています。留学前は相手の迷惑になるかもしれない、と一歩引いてしまうことが多くありましたが、留学に来てからは「一緒にご飯食べに行こう」「週末ここに一緒にいきたい」など、自分から積極的に声をかけられるようになりました。
また、語学力も向上したと感じています。座学より現地の人と会話して言語を学ぶことが好きなので、わからない表現があればすぐに質問しています。その後、質問した表現や単語を覚えて、すぐに使うことができています。これから帰国までは、週1回は現地の友人とご飯を食べたりアクティビティをしたりする、週末どちらか片方は出かけるといった目標を立てて頑張っていこうと考えています。

国際教養学部2年 小野寺小町(北星学園女子高校出身)

海外研修実施
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