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環境省の勝俣孝明政務官が5月29日(水)、本学を視察しました。

今回の訪問が実現したのは、「自然エネルギー100%大学」をはじめとする本学の環境問題への取り組みに対して、環境省が関心をもっていただいたためです。視察は「CUC100ワイン・プロジェクト」でソーラーシェアリングをしながらブドウや野菜を育てる圃場の見学から始まり、同プロジェクトの学生や関係者から、プロジェクトの概要やソーラーシェアリング施設の説明、ブドウの生育状況の確認などが行われました。勝俣政務官からは「一つの作物を育てる大変さがわかれば食べ物を無駄にしない。食品ロス問題の解決にもつながるすばらしい取り組み」とコメントいただきました。

勝俣政務官訪問
勝俣政務官訪問

その後、原科学長らも加わり、「自然エネルギー100%大学」への取り組みについての説明や太陽光発電を取り巻く環境の変化について、インパクト・アセスメントなどのキーワードを交えながら積極的に意見交換が行われました。
6月に控えたG20では、「持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」という、日本が成長戦略として環境政策を考えていくことを世界へ明確に宣言する会合になると言えます。勝俣政務官は「商科大学というビジネスを学ぶ大学でありながら環境に先進的に取り組んでいる。千葉商科大学が環境に取り組むのは、国が取り組むべきものと合致している」と話しました。

勝俣政務官訪問
勝俣政務官訪問

学生たちとの意見交換も行い、最後に勝俣政務官から「今回の訪問を通じて一番感じたのは環境教育の重要さ。子どもたちの環境への意識は経験することによって養われる。国をあげて啓発していかなければならないことを実体験でこれだけやっているのはありがたい」と激励の言葉をいただきました。
最後に、EMS(エネルギーマネジメントシステム)と今年2月に市川キャンパス屋上計10棟に設置した太陽光パネルを見学して視察を終えられました。

勝俣政務官訪問
勝俣政務官訪問