本学、サービス創造学部生7名を含む首都圏5大学(※)の広告・マーケティング担当教授のゼミ学生全24名で構成する意識調査グループの実施する「大学生の意識調査」の記者発表会を2019年12月4日(水)に開催しました。
(※青山学院大学、駒澤大学、上智大学、専修大学、千葉商科大学)
「大学生意識調査プロジェクト」は、公益社団法人東京広告協会が主催。同協会の指導、サポートのもと、学生が実践的なマーケティング・リサーチの手法を学び、信頼性のある情報を伝える実務スキルを身に付けることを目的に、調査の企画、実施、分析など一連の作業をすべて学生の手で行い、結果を調査報告書としてまとめ公表しています。
今年度の調査テーマは「大学生の消費に関する意識調査」で、プロジェクト生は参加5大学に通う約1,000人の学生にアンケート調査を実施し、4カ月にわたる集計、分析を経て調査結果をまとめました。
調査によると、大学生はデジタルのコンテンツサービスを上手に駆使し、効率的な消費をする一方で、友人や知人と一緒に過ごしたり、社会に出た時に役立つ経験を積んだりと「リアルな体験」を好み、そこに多くのお金と時間を使うという別の側面があることもわかりました。
デジタルネイティブと呼ばれる現代の大学生は、ネットリテラシーが高く、今の情報社会を生き抜いてきましたが、だからこそネット上では得られない実際に体験できることに価値を置き、費用をかけていることが調査によって浮彫りになりました。
大学生意識調査プロジェクト参加メンバー
サービス創造学部3年 飯村大輔さん(筑波高校出身)
サービス創造学部3年 板橋晴希さん(千葉商科大学付属高校出身)
サービス創造学部3年 神長恒輝さん(東海高校出身)
サービス創造学部3年 川嶋寛斗さん(東京学館高校出身)
サービス創造学部3年 黒﨑裕基さん(中之条高校出身)
サービス創造学部3年 若山咲希さん(佐倉西高校出身)
サービス創造学部3年 渡辺美希さん(保原高校出身)
振り返ると、このプロジェクトの時間は自分を成長させる時間でした。24人で行う全体の活動や5人程度のグループ活動などを通じて、意見のまとめ方が自然と身に付きました。
飯村大輔さん
プロジェクトに参加する前の自分は、グループディスカッションや人前で意見を言うことが苦手でしたが、学生ミーティングや合宿に参加しているうちに苦手を克服できました。今では自分から積極的に意見を言ったり、議論したりできるようになりました。
板橋晴希さん
合宿参加中の心境の変化をきっかけに、素直な自分の考えを伝えようと努力し、積極的に議論に参加するよう心がけました。加えて、他の人の意見を伝えることによってより素晴らしいものが生まれることを何度も体験し、意見を伝えることの大切さを改めて認識しました。
神長恒輝さん
ロジックチャートの作成が大変でした。何度も同じところを繰り返し話し合い、時間に追われつつも班のメンバーと議論を重ねるうちに、今まで導き出せなかった解釈を見つけることができて、主張をまとめることができた時は大きな喜びを感じました。
川嶋寛斗さん
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