最新情報 2020年度

ニュース

サービス創造学部コミュニティカフェ・プロジェクトが、7月27日(月)~31日(金)に、SDGsの考え方を啓発し、コミュニケーションの機会を提供するためのオンラインカフェ「CUC ETHICAL DAYS 2020」を開催しました。

7月27日(月)~30日(木)には、プロジェクトで運営しているSNSで、SDGsに取り組む企業や団体へ取材した内容を動画やテキストコンテンツにまとめ、発信しました。

7月31日(金)には、オンラインイベント「CUC ETHICAL 懇談会」を開催し、200名を超える方々に参加いただきました。本イベントでは、3人のゲストスピーカーによる講演、プロジェクトメンバーとゲストスピーカーとの意見交換会、コミュニティカフェ・プロジェクトのエシカル宣言を行いました。

一人目のゲストスピーカー、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長の中島佳織氏からは、コーヒーを例に世界のフェアトレードの状況、労働問題などについての説明がありました。また、学生に向けて「消費のあり方や地球温暖化など、さまざまな問題を作ったのは大人たちなので、声をあげて大人たちの意識を変えていってほしい」というメッセージをいただきました。

二人目のゲストスピーカー、サスティナブルキッチンROSY代表取締役の森敏氏からは、エシカル消費やオーガニックの普及のための活動内容の紹介がありました。また、企業が本気になって環境問題を解決するなど、企業の在り方が大切なので、消費者がお店や企業に商品が開発された経緯などを直接問い合わせるなどのアクションを起こして企業を動かしていくことが大切だとお話いただきました。

三人目のゲストスピーカー、福島県立ふたば未来学園高等学校3年生の金成美怜さんからは、ふたば未来学園高校での取り組みについて紹介いただきました。校内にあるカフェでは、地元の雇用を生み出すため、生徒と一緒に地元の一般の方が働き、コーヒーなどフェアトレードの商品を販売しているそうです。また、東日本大震災による原発の影響で人がいなくなってしまった富岡町に住民を呼び戻すという課題を解決するために、地元で有名な桜の映像を配信したり、桜にちなんださくらタピオカを開発、販売したりして復興に取り組んでいるとのことでした。

意見交換会では、参加学生やゲストスピーカーの皆さん、一般の方たちがSDGsの課題、自分たちができることなど、活発な意見が交わされました。

最後に、コミュニティカフェ・プロジェクトの代表、サービス創造学部3年石井啓太さん(柏井高校出身)から、「自分たちがエシカルリーダーとして率先して行動していきたい。自分たちの行動を千葉商科大学から市川市、全国、世界へ広げていきたい」というエシカル宣言を行い、閉会しました。

参加した学生のコメント

  • 未来のための行動を起こしていきたい。
  • フェアトレードの商品を購入することが自分にもすぐできることだと思った。
  • 大学の近くにあるパン屋さんでは、最近フェアトレードのコーヒーを販売するようになった。少しずつフェアトレード商品を販売するお店が増えるといいし、私たちもそういうところを利用していくようにしたい。
  • 買い物をするときにマイバックを持つと決めている。
  • 商品購入する際はそれがどのような商品なのか確認して、なるべくフェアトレードのものを購入する。
  • 不要なものを買わないようにする。不要なものはリサイクルショップへ持ち込んで次の人につなげる。
運営風景
運営風景
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