最新情報 2020年度

ニュース

1.授業実施方針

面接授業の実施を基本とします。ただし、学生及び教職員の健康と安全を第一とし、社会環境及び本学の活動制限指針に基づき、授業の一部または全てを遠隔授業とする場合があります。
なお、学生の入構に対しては、3密を防ぎ、後述の「5.本学の感染防止策」を徹底し、学生が安心して学修及び生活できるキャンパス環境を整えます。また、 大学への登校を懸念する学生への配慮を必要に応じて行います。

2.授業時の教育サポート

  1. オフィスアワー
    学生の質問や相談に応じるために、教員が研究室などで待機する指定の時間を設けています。遠隔授業においても、EメールやMicrosoft Teamsを用いた相談を実施します。
  2. TA・SA制度
    教員の指導のもと、大学院生はTeaching Assistant(TA)として、学部生はStudent Assistant(SA)として授業に参加し、学生への指導や助言、授業運営のサポートなどを担う制度を設けています。履修する学生にとっても、同じ学生であるTA・SAに質問や相談がしやすく、TA・SAをしている学生にとっては、教えることを通じて自身の学びを深める機会ともなることが、本制度の利点です。遠隔授業においてもTA・SA制度を実施します。
  3. CUC遠隔授業サポート
    本学所属の情報を専門とする教員、情報基盤センター及び教務課により遠隔授業を受ける学生からの質問を受け付けます。
  4. 個人所有のパソコン不具合時のサポート
    遠隔授業を受講もしくは実施のために必要な、学生及び教員の個人所有のパソコンの不具合に際し、相談に応じます。
  5. 学内無線LANの増強
    学内において、個人所有のノートパソコンやタブレット、スマートフォンでも円滑に遠隔授業が受講できるよう、学内無線LAN設備の増強及びエリア拡大を行いました(2020年度)。

3.授業以外の教育サービス等

  1. 職員サポーター制度
    新入生一人ひとりに担当の事務職員を配置することで、学修や学生生活上の相談を個別サポートする制度です。必要に応じて担当教員や担当部署などと連携して解決を図るなど、新入生に寄り添った対応を行うことで、学生生活の充実を促進します。
  2. ライティングサポートセンター
    専属の相談員がレポート課題や論文作成など、学生の文章作成に関する疑問や悩みをサポートします。遠隔地からでも、Microsoft Teamsを用いたレポート論文の書き方講座や個別相談を行います。
  3. 学生相談
    健康サポートセンター(学生相談室・医務室)では、学生生活全般に関すること、一人暮らしなど生活上の悩み、友達や家族との人間関係、体調面での不安などについて専門スタッフがサポートします。オンラインによる相談も、Microsoft Teamsを使用したビデオ通話(または電話)で受け付けています。なお、上記のオンライン相談については、2021年度も継続する予定です。
  4. 付属図書館
    通常の利用に加え、在宅学習を支援するための図書宅配貸出サービスの実施及び図書館Webサイトにおける各種学習サポートコンテンツを提供します。
  5. 自主学修専用パソコン
    レポート課題や論文作成など、自主学修のための専用パソコンを付属図書館内に設置しています。
  6. 大学推奨ノートパソコン購入学生への対応
    大学推奨ノートパソコン購入の学生に対し、遠隔地からでも修理の受付対応及び修理期間中の貸出機の対応を行います。
  7. 瑞穂会
    会計教育や商業教育の実践の場として、日商簿記検定、税理士試験科目(簿記論・財務諸表論)、商業科高校教員採用試験についての学習指導等を無料で受けられます。また、遠隔地にからでも、Microsoft Teamsを用いた指導を行います。
  8. Virtual International Square(vSquare)
    本学では、学内にいながら日常的に英語や異文化に触れることができる施設として CUC International Square(通称:iSquare)を設置しています。コロナ禍において、2020年5月からオンラインでの外国語コミュニケーションプログラムとして「Virtual International Square(vSquare)」をスタートしました。Microsoft Teamsを用いて、オンラインで英語をはじめ中国語・韓国語・ベトナム語に親しむことができるプログラムです。学生に大変好評で、スタートしてわずか3か月足らずで延べ1,000名近い学生が利用しました。
  9. 留学生対応
    オンラインによる新入留学生歓迎会、オリエンテーション、防犯ガイダンス(市川警察署による)を実施します。また、渡日できず海外にいる留学生も含め、オンラインでの定期的な面談を行い、授業面・精神面でのフォローを行います。
  10. 就職支援
    1. (1)就活相談
      就活相談では学生から就職活動に関しての相談を5名のアドバイザーが受付けています。コロナ禍により2020年度4月から対面での実施を中止し、電話での実施へと移行しています。同年6月からはWEB相談にも対応しています。大学のポータルサイト「CUC PORTAL」から予約することができます。
    2. (2)就職情報発信
      大学に郵送・メール等で送られてきた求人を含む就職関連情報については大学のポータルサイト「CUC PORTAL」にて週1回ペースで学生に配信を行っています。求人票、個別企業説明会、UIターン、インターンシップ、その他に情報を整理して配信を行っています。
    3. (3)独自のオファー型マッチングサイト「me R AI(みらい)」の活用
      「me R AI」では、学生とアライアンス企業(2008年にスタートした就職に関する産学連携ネットワーク、2020年8月現在約850社)がサイト上に情報を登録し、企業側は登録内容から採用したい千葉商大生にオファーすることができます。2020年3月と7月に行った緊急オファー企画では、多くの学生が企業からオファーを受けています。
    4. (4)企業対象採用状況アンケートの配信
      コロナ禍における企業の採用状況について、3か月ごとに3,000社を超える企業に対しアンケート調査を実施。700社を超える企業から回答を得、例年とは異なる企業の採用動向について学生にタイムリーな情報発信をしています。また、その時の採用状況を踏まえたキャリア支援策を検討・実施しています。
    5. (5)オンライン就活イベントの開催
      昨年度まで教室や会議室で実施してきた合同企業説明会やインターンシップ説明会、就活準備講座等は、オンラインでのライブ配信(Microsoft Teams、Zoom)や動画配信(me R AI上で)で実施しています。

4.各種経済的支援制度(※2020年度実績。2021年度は現在検討中。)

  1. コロナ禍に係る支援制度
    コロナ禍に係る遠隔授業支援策及び学生のアルバイト機会喪失等に対する返還不要の生活給付を実施。また、家計急変により給付型奨学金に申し込む学生に対して生活費等を一時的に無利子にて貸与する制度を実施しました。
  2. 学費延納制度
    家計急変により、期限までに学費納付が困難な場合に、延納を認める制度を実施しました。
  3. 国による修学支援制度
    一定の家計基準等による学費無償化の奨学金や通常の奨学金制度等があり大学が窓口となりました。

5.本学の感染防止対策

  1. 入構時チェック
    • 入構者全員に対するサーマルカメラによる検温(37.5℃以上の方は入構不可)。
    • マスク着用の確認、学生証等の提示による本学関係者であることの確認。
  2. 清掃・消毒
    • 各所消毒液の設置
    • 共用部(トイレ、ドアノブ、手すり等)の定期的な清掃及び消毒。
    • 教室内の長期耐用の抗菌処置と定期的な清掃。
  3. 換気
    • 教室や食堂等の空調システムや窓開放等による換気。
  4. 飛沫防止
    • 学内でのマスク着用の徹底
    • 面接授業の座席数調整
    • 学内での遠隔授業受講教室の整備
    • 受付窓口にビニールシートやクリアボードの設置

以上