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12月17日(木)に千葉商科大学付属高校で生徒たちが異文化交流の楽しさを経験することや海外への関心を持つこと、また付属高校のグローバル化促進を目的に高大連携の取り組みとして異文化交流イベント「世界を知ろう! 楽しもう!」を開催しました。

本イベントは、本学「留学生会」の運営メンバーである留学生の「自分の出身国の文化を知ってもらい、付属高校生と交流したい」との思いから企画したイベントで、49人の付属高校生と5人の本学留学生が参加しました。

イベントでは、最初にベトナム出身の商経学部経営学科2年グエン・ハータンさんとウズベキスタン出身の商経学部経済学科2年マジトフ・テムルさんが、それぞれに自国の地理、気候、料理、伝統衣装、民族、宗教、歴史、建造物についてなどプレゼンテーションを行いました。

質疑応答では、(1)「ベトナムの文化のどのようなところにフランスの文化が混ざっているのか」、(2)「ベトナムの少数民族は民族ごとに言語が違うのか?」、(3)「海外から見た日本の印象は?」、(4)「日本で行ってみたいところは?」など活発に質問が飛び交いました。

留学生たちは、(1)「建物や料理にフランス文化が感じられる」、(2)「民族ごとに言語が違うので、ベトナム語を公用語として使っているが中にはベトナム語を話せない人もいる」、(3)「平和で暮らしやすい」「日本人は礼儀正しい」「食べ物がおいしい」、(4)「沖縄」「北海道や関西など関東以外のエリア」と答えました。

後半の交流タイムでは、5つのグループに分かれ、グループごとに留学生と生徒が留学生の出身国の文化や日本の文化についてクイズをしたり、印象を伝えあったりして交流を図りました。最後は留学生からベトナムでよく食べられているフォーのお土産が配られ、生徒からは次回の開催を心待ちにする声も聞かれました。

付属高校生の異文化交流イベント
付属高校生の異文化交流イベント
付属高校生の異文化交流イベント
付属高校生の異文化交流イベント

学生・生徒コメント

日本に住むベトナム人が増えてきたので、ベトナムのことを知ってもらい、仲良くしたいとの思いから本イベントを企画しました。興味があればぜひベトナムのことや他の国のことも調べて海外を身近に感じるきっかけにして欲しいです。

グエン・ハータンさん

日本語で自国のことをプレゼンするのは、私にとってよい経験でした。私や私の国について積極的に質問してくれてよかったです。こうしたイベントをきっかけにたくさんの外国人と交流してグローバルな人材になって欲しいと思いました。

マジトフ・テムルさん

海外出身の人と話してみたいと思ったので参加しました。各国独特の食べ物文化があり、興味深かったです。

本学付属高校2年 髙橋憲司さん

スキー場で外国人の方から道を聞かれることがあっても、自分から話しかけることができずにもどかしく感じていたので、海外の方と触れ合いたいと思い参加しました。留学生の方々のプレゼンでは、自分の国について楽しそうに自信を持ってお話しされていて、母国愛を感じ印象的でした。他のさまざまな国の文化も知りたいと思いました。

本学付属高校1年 杉田夏音さん

海外の方と接する機会が今までなかったので参加しました。留学生の皆さんが個性的でお話しがとても面白かったです。今後もこうしたイベントに参加をしてもっと異文化について知りたいと思いました。

本学付属高校1年 酒井理紗子さん

日本以外の国のことをあまり知らないので、海外について知ることができるよい機会だと思い参加しました。特にウズベキスタンについては、ほぼ知識がなかったので、挨拶の仕方など生活について知ることができてよかったです。

本学付属高校1年 小島夏風さん

付属高校生の異文化交流イベント

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