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山口晴天さん

商経学部商学科3年の山口晴天さん(本学付属高校出身)が令和2年公認会計士試験に合格しました。願書提出者数13,231名のうち合格者1,335名(合格率10.1%)という難関を突破しました。

国家資格である公認会計士は監査・会計の専門家として企業の財務情報が正しく作成されているかどうかを独立した立場から確認する監査業務のほか、コンサルティング業務、株式公開支援業務、国内・国外とのM&A支援など、その活躍の場は多岐にわたっています。

公認会計士試験は年2回実施される短答式試験4科目(財務会計論、管理会計論、監査論、企業法)と年1回実施される論文式試験5科目(会計学、監査論、租税法、企業法及び選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち1科目選択))に合格しなければなりません。

山口さんは本学付属高校の普通科に通い、3年生の時に「簿記」の授業を履修し、日商簿記3級を取得しました。その取得をきっかけに簿記の世界に興味を持ち、千葉商科大学へ入学。付属高校生だったこともあり、これまでの学びを生かし会計教育を学ぶ環境が充実していることが本学を選んだ決め手になったようです。
本学入学後、本学が開講する資格取得講座の日商簿記2級試験対策講座を受講し合格。勉強を進める傍ら、職業会計人としてステップアップできる公認会計士にも興味をもち、資格取得に向けた勉強をスタートさせました。学習に270時間を費やした月もあったそうですが、着実に成果を出し、その後わずか2年間で公認会計士試験の合格を果たしました。

  • 本学付属高校 普通科3年生:日商簿記検定試験3級合格
  • 大学1年生:日商簿記検定試験2級取得、11月から公認会計士試験の勉強を開始。
  • 大学2年生:日商簿記検定試験1級を取得。12月に公認会計士第1回短答式試験合格
  • 大学3年生:税理士試験の簿記論に合格。11月に公認会計士論文式試験受験。2月合格

山口晴天さんコメント

「挑戦するからには一発で合格する」という強い意志を持ってひたすら勉強に集中しました。SNSを活用し、他の受験生の勉強方法を参考にしたり、模試の結果を投稿したりしてモチベーションを高めました。
ゲームが好きなので将来は監査法人でゲーム会社の担当として監査だけでなく内部統制や組織再編等のコンサルティング業務にも携わりたいと考えています。またグローバル企業の監査を担当することも見据えて在学中に英語や韓国語を勉強したいと思っています。

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