新型コロナウイルス感染症の感染拡大が未だ収まらず、緊急事態宣言が解除された後もまん延防止等重点措置が適用される地域があるなど、引き続き強い警戒と感染防止の徹底が必要です。
そうした状況の中、4月16日(金)から春学期の授業が始まります。実学教育を教育理念に掲げる本学は、直接対面しての授業を重視しています。また、キャンパスでの様々な交流や諸活動、図書館等の施設利用などから得られるものも大変多く、登校してこそ十分な教育効果を得られると考えています。
そのため、今学期は十分な感染防止対策を行ったうえで、8割近くの授業を面接授業で実施することとしています。
ほとんどの授業を面接授業で行い、多くの学生がキャンパスに登校しますので、感染防止対策を徹底する必要があります。学生諸君一人ひとりが感染防止を心がけ、ルールを守る必要があります。自分自身はもちろんのこと、自分の家族や友人、大切な人や周囲の人を守るためにも感染防止に努めてください。
本学では感染防止対策として、次のような対応を行っています。
- 入構時チェック
- 入構者全員に対するサーマルカメラによる検温(37.5℃以上の方は入構不可)
- マスク着用の確認、学生証等の提示による本学関係者であることの確認
- 清掃・消毒 各所消毒液の設置
- 共用部(トイレ、ドアノブ、手すり等)の定期的な清掃及び消毒
- 教室等の各施設及び共用PC等における長期耐用の抗菌処置と定期的な清掃
- 各建物及び教室等の入り口に手指消毒用のポンプを設置
- 換気
- 教室や食堂等の空調システムや窓開放等による換気
- 飛沫防止
- 学内でのマスク着用の徹底
- 面接授業の座席数調整
- 受付窓口にビニールシートやクリアボードの設置
- 食堂施設のテーブルにアクリル板を設置
学生諸君は、これらの感染防止対策をふまえ、検温や消毒、マスクの着用などはもちろんのこと、3密を避けてキャンパス生活を過ごすようにしてください。
さらに注意すべきは食事時です。食事中はマスクを外しますので、必ず「黙食」に徹してください。特に、教室内ではアクリル板のような仕切りがありませんので、食事中の会話は感染リスクに直結します。また、食事を終えた後は、マスクをしてから会話をするようにしてください。
ワクチン接種が行われ始めており、その効果に大いに期待が寄せられるものの、一方で変異株による急速な感染拡大への危機感が高まっています。日頃から感染防止への意識を強く持ち、対策のための行動をとるようにしてください。そして、安心安全にキャンパス生活を過ごし、大学での学びや交流等に大いに励んでもらいたいと思います。
注意
なお、今後、文科省や千葉県等から特別の要請があることなども想定されます。そのような事態の推移によっては、活動制限レベルを引き上げ、遠隔授業に切り替える場合もあります。その場合は改めて、皆さんにお知らせします。
千葉商科大学
学長 原科幸彦