最新情報 2021年度

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CUC100ワイン・プロジェクト(※)では、3月25日(木)にプロジェクトの学生26名が参加し、栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリー、こころみ学園でフィールドワークを行いました。ココ・ファーム・ワイナリーでは、隣接する障害者支援施設こころみ学園から原材料のブドウや椎茸を仕入れ、ワインなどに加工して販売しています。

当日は取締役の池上氏から学園設立の経緯から施設の現況や園生の暮らし、ぶどう畑とワイナリーの歴史や製造工場・保管蔵を案内いただいた後、ぶどう畑が眺められるレストランでワインの試飲付きのランチ(未成年者はジュース)を楽しみました。
ワイナリーの見学後は、同市内にある史跡足利学校の見学も行いました。

学生たちは「こころみ学園の園生の方が各々の役割を担い、畑作業の仕事に取り組んでいる姿が、とても活気があり印象的だった」「ワインの製造過程に関する基礎知識や、ぶどう畑や醸造工場・保管蔵の見学を通して、ぶどうの栽培やワインの生産への理解を深めることができ、今後の活動に対する意識が一層に高まった」と話しています。

※キャンパス内でソーラーシェアリングをしながらぶどうを育て、本学創立100周年に向けて市川産のCUCオリジナルワインを造ることをめざして活動しています。

ココ・ファーム見学
ココ・ファーム見学
ココ・ファーム見学
ココ・ファーム見学

学生コメント

ワイナリーを見学してブドウの生育やワイン製造などの一連の工程について勉強になりました。しかし何よりも重要だと感じたことは「こころみ学園らしさ」を前面に出し、こころみ学園としてのこだわりを持って事業へ取り組むという姿勢でした。
私達CUC100ワインプロジェクトは、SDGsやサスティナビリティ、地域活性化など様々な視点から活動へ取り組んでいます。そのため、私達も完成するワインが「CUC100ワインプロジェクト」としてのこだわりを持ち、それらを感じさせるようなプロジェクトへ変えていきたいと感じました。

人間社会学部3年 小野天也さん(松尾高校出身)