最新情報 2021年度

重要

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しているなか、政府は1都3県を含む6都府県に対し8月31日までの緊急事態宣言を発出していましたが、8月17日、対象地域のさらなる拡大が行われました。緊急事態宣言対象地域を7府県追加し、現在は13都府県を対象に、期間は9月12日までとなりました。

そこで、本学も現在適用している千葉商科大学活動制限レベル4に基づく感染防止対策を9月12日まで継続します。このたびの政府の緊急事態宣言のさらなる拡大にあたり、今後の本学の対応について、改めてお知らせします。

1.活動制限レベル4のもと、行動は極力制限されます

本学は、昨年来のコロナ禍のもと学生の健康と安全を確保するため、また感染拡大を防止し医療崩壊を回避するため、遠隔授業と面接授業の双方の授業を行ってきました。この1年ほどの経験で、遠隔授業でも相応の教育効果を挙げることができるようになりましたが、本学では、遠隔授業は基本的に補完的なものと位置づけます。すなわち、2021年度の授業開始に当たり示した方針通り、本学においては可能な限り面接授業を行うという方針のもと、8割近くの授業において面接授業を実施し、春学期を終えることができました。この間、授業における感染やクラスターの発生は、ひとつもありませんでした。

しかし、首都圏だけでなく全国で感染者数は急激に上昇しており、東京オリンピック・パラリンピックの開催によるさらなる感染拡大の恐れもあります。一方で、ワクチン接種も次第に広がり、その意味では状況の良くなる面もあります。いずれにせよ本学は学生及び教職員の健康と安全を第一とし、緊急事態宣言が続いている現在は、活動制限レベル4として、安全確保に努めます。なお、この先、状況が好転すれば活動制限レベルを緩和し対面授業を中心とした教育に戻す予定です。

2. 夏季休暇中の感染防止対策

緊急事態宣言は9月12日まで延期されましたので、この期間は本学の活動制限レベル4に基づく対応となります。7月30日~10月8日の夏季休暇期間中は、それぞれ学生の本分を忘れないよう行動し、十分な感染対策に努めてください。

また、学生諸君やご家族の判断によりますが、可能であれば、職域接種が始まるまでに、自主的なワクチン接種を行うことも考えてください。

夏季休暇期間中は原則として授業はありませんが、特段の事情により行われる特別の授業が若干あります。それらについては、従来通り、以下のようなキャンパス内での感染防止策を講じます。

    キャンパス内での具体的な感染防止策は以下の通りです。
  1. 入構時チェック
    • 入構者全員に対するサーマルカメラによる検温(37.5℃以上の方は入構不可)
    • マスク着用の確認、学生証等の提示による本学関係者であることの確認
  2. 清掃・消毒 各所消毒液の設置
    • 共用部(トイレ、ドアノブ、手すり等)の定期的な清掃及び消毒
    • 教室等の各施設及び共用PC等における長期耐用の抗菌処置と定期的な清掃
  3. 換気
    • 教室や食堂等の空調システムや窓開放等による換気
  4. 飛沫防止
    • 学内でのマスク着用の徹底
    • 面接授業の座席数調整
    • 受付窓口にビニールシートやクリアボードの設置
    • 食事の際の黙食の徹底

3. 2021年度秋学期の授業について

10月9日から始まる秋学期には、事態が好転して活動制限レベルを引き下げられることを期待しますが、最近の状況を見ると予断を許しません。事態が好転すれば、本学は教育の質を確保し、学生諸君が学生生活をエンジョイできるよう、可能な限り面接授業を実施していく方針です。その際の学内における感染防止対策は、上述した通りです。

4. 最後に

本学でも学生諸君と教職員を対象に職域接種を行うべく6月に登録を終えましたが、今しばらく職域接種の実施には時間がかかりそうです。しかし、10月からの秋学期にはワクチン接種も進み、新型コロナウイルスの感染が終息に向かうことを期待しています。

我々は大学としての使命を果たし、学生諸君が大学で多くのことを学び成長する機会を提供していきます。学生諸君の健康と安全を確保し、本学の教育活動の質を保つべく教職員一同最善の努力を続けてまいりますので、皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

千葉商科大学
学長 原科幸彦