最新情報 2021年度

重要

新型コロナウイルス感染拡大に対し、政府は21都道府県を対象に9月12日まで緊急事態宣言を発してきましたが、このたび2県を除き、さらに9月30日まで延長しました。

そこで、本学も現在適用している千葉商科大学活動制限レベル4に基づく感染防止対策を継続します。このたびの政府の緊急事態宣言のさらなる延長にあたり、今後の本学の対応について、改めてお知らせします。

1.当面、活動制限レベル4のもと、行動は極力制限されます

本学は、実学重視の教育理念から面接授業を重視し、可能な限り、学生にはキャンパスに来て大学生活を送って欲しいと考えています。この方針のもと、春学期は8割近くの授業において面接授業を実施し、無事終えることができました。この間、授業における感染やクラスターの発生は、ひとつもありませんでした。

しかし、首都圏はじめ全国で、医療逼迫の状態は今も続いており、新たな感染拡大の恐れもあります。このような状況を踏まえ、学生の安全安心のため、10月中(授業3週目まで)は、遠隔授業中心(本学の活動制限指針レベル4)とします。加えて、以下を決定しました。

瑞穂祭は、予定した10月末には開催せず、しばらく延期します。
CUC保護者会は、1日にまとめて、オンラインで実施します。

一方、ワクチン接種も次第に広がり、その意味では状況の良くなる面もあります。事態が好転した場合には速やかに面接授業を増やしたいと考えています。そのため、11月以降は、学期の途中でもレベルが変更となることがあります。この授業実施方法の変更は、変更日から逆算して、2週間程度前に発表する予定です。

2. 夏季休暇中の感染防止対策

7月30日~10月8日の夏季休暇期間中は、それぞれ学生の本分を忘れないよう行動し、十分な感染対策に努めてください。

本学の職域接種は10月6日からスタートすることとなりました。しかし、それまで待てない、不安を感じるという方はご家族とよく相談のうえ、職域接種が始まるまでに自主的なワクチン接種を行うことも考えてください。

ワクチン接種に関して、ネットに流れている情報には誤情報もあります。正しい情報を集め、合理的な判断をしてください。例えば、厚生労働省は9月7日に、新型コロナワクチン(mRNAワクチン)について、注意が必要な誤情報を同省のウエブサイトで公表していますので、これらも確認してください。

    夏季休暇期間中、特段の事情により行われる特別の授業が若干あります。それらについては、従来通り、以下のようなキャンパス内での感染防止策を講じます。
  1. 入構時チェック
    • 入構者全員に対するサーマルカメラによる検温(37.5℃以上の方は入構不可)
    • マスク着用の確認、学生証等の提示による本学関係者であることの確認
  2. 清掃・消毒 各所消毒液の設置
    • 共用部(トイレ、ドアノブ、手すり等)の定期的な清掃及び消毒
    • 教室等の各施設及び共用PC等における長期耐用の抗菌処置と定期的な清掃
  3. 換気
    • 教室や食堂等の空調システムや窓開放等による換気
  4. 飛沫防止
    • 学内でのマスク着用の徹底
    • 面接授業の座席数調整
    • 受付窓口にビニールシートやクリアボードの設置
    • 食事の際の黙食の徹底

3. 2021年度秋学期の授業について

10月9日から始まる秋学期には、10月中(授業3週目まで)は、遠隔授業中心(本学の活動制限指針レベル4)とします。事態が好転すれば、本学は教育の質を確保し、学生諸君が学生生活をエンジョイできるよう、可能な限り面接授業を実施していく方針です。その際の学内における感染防止対策は、上述した通りです。

4. 最後に

本学でも学生諸君を対象に10月6日から職域接種を行います。11月中には、希望者へのワクチン接種は終了するでしょう。これによって、新型コロナウイルスの感染が終息に向かうことを期待しています。

我々は大学の使命として、学生諸君が本学で多くのことを学び成長する機会を提供していきます。学生諸君の健康と安全を確保し、本学の教育活動の質を保つべく教職員一同最善の努力を続けておりますので、皆様のご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

千葉商科大学
学長 原科幸彦