最新情報 2021年度

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千葉日報社が主催する「CHIBA UNIVERSITY PRESS」で、国際教養学部の学生7名が作成した紙面が優秀賞を受賞しました。2019年に続き、2度目の優秀賞受賞となります。

「CHIBA UNIVERSITY PRESS」(以下、CUP)は、大学生が新聞づくりを通して、将来の社会人として必要なメディアリテラシーを学ぶことで、情報発信力の強化につなげるとともに、大学と地域の向上に資することを目的として、2012年度から開催されています。今年度は千葉県内の7大学(江戸川大学、敬愛大学、淑徳大学、聖徳大学、千葉商科大学、帝京平成大学、東京経営短期大学)が参加しました。

今回、学生たちは新型コロナウイルス感染症による経済状況悪化の影響で、捨て猫の増加が懸念されている中、千葉県内の犬・猫の殺処分は年々減少していることに着目。県内の民間ボランティアの活動を追ったほか、八街少年院で動物保護と非行少年の支援に取り組む財団法人の活動にも取材をし、処分減に大きく貢献していることを記事にまとめました。記事は10月27日に掲載されました。

12月2日に行われたオンラインでの閉講式では、優秀賞1校、特別賞2校の発表と学生たちへの表彰状の授与が行われました。

千葉日報社による講評では、ボランティアへの取材だけでなく、殺処分の現状、八街少年院での活動と多角的に取材し記事をまとめていたこと、心に響く見出しや写真についても高く評価されました。

2021Chiba University Press

学生コメント

小倉実咲さん

今回私たちは猫や犬の保護活動をしている方々に取材をしました。取材の中で印象に残るようなエピソードを引き出すことや、限られた文字数の中で関心をもってもらえるような記事を書くことに苦労しました。最終的にはボランティアの方々の保護活動にかける思いを記事に起こし、伝えることができたのではないかと思います。この活動を通して取材するときの姿勢や関心を引くような文章を書くスキルを学ぶことができました。

国際教養学部2年 小倉実咲さん(千葉敬愛高校出身)

新行内優花さん

私はCUPのスポーツ取材プログラムにも参加しました。実際にジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦し、フクダ電子アリーナのスタジアムDJ蒲田健さんにインタビューをしました。コロナ禍での試合をいかにして盛り上げるのかを知ることができました。このプログラムでは、他大学の学生と協力して取材をしながら、スポーツ記者の仕事を肌で感じることができました。この経験はその後の取材でも生かすことができました。

国際教養学部2年 新行内優花さん(鴻巣高校出身)

小出詩織さん

初めて新聞制作という貴重な体験をさせていただきましたが、読み手へわかりやすい記事を作る難しさを実感しました。より明確な記事を作るために、インタビューをする上で用意しておいた質問をするだけではなく、聞いた話を柔軟に深掘りすることで、取材させていただく方の気持ちに寄り添えるような内容作りにつなげられたと思います。このインタビューで培った傾聴力を日頃の生活にも生かしていきます。

国際教養学部1年 小出詩織さん(市立松戸高校出身)