最新情報 2021年度

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2月10日に日中双方の大学から学位の取得をめざす「ダブル・ディグリーのプログラム」の卒論発表会をオンラインで実施しました。
本プログラムは、学生が本学で所属する学部と中国の上海立信会計金融学院の指定の学部に学籍を有し、約1年間の留学を含む4年間で所定の単位を充足することで、両大学の学位を取得するものです。

第5期生の6名は学部の正規課程とは別に日中交流学院「修学コース」に所属し、中国語や中国事情、専門科目に関連する知識などを学びました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2019年9月~12月までは現地留学、2020年9月~12月は国内からのオンライン留学となりましたが、卒業研究の成果を論文にまとめ、この日、中国語で発表しました。

卒業論文テーマ

  • 「大学生の主観的幸福度を知る—OECDのアプローチに基づいた調査—」
    国際教養学部4年 金口美波(八千代松陰高校出身)/石川匠(大崎高校出身)/井上貴浩
  • 「日本と中国の酒文化」
    商経学部商学科4年 長谷川幸博(日本ウェルネス高校出身)
  • 「水道広域化の展望—水道広域化と災害対策の観点から—」
    国際教養学部4年 森田遥斗(国分高校出身)
  • 「ランドセルの使用実態および多色化に関する研究—カラーランドセル販売の経緯に着目して—」
    国際教養学部4年 北島美優(松代高校出身)
ダブル・ディグリーのプログラム
ダブル・ディグリーのプログラム

学生コメント

経済学の授業の中でGDPと幸福度が必ずしも比例しないということを知りました。そこから日本の現状に興味を持ち、大学生にターゲットを絞って調査し論文にまとめました。
留学中は積極的に現地学生に話かけたり、街に出て中国語に積極的に触れたことで中国語がスムーズに聞き取れるようになりました。上海はとてもきれいで生活がしやすく、また困っているとすぐに助けてくれる温かみのある人が多いと感じました。
卒業後はホテルに就職しますが、常に相手の立場に立ち、求められていることを考えて行動し、最高のおもてなしで日本の魅力を伝えていきたいと思います。

金口美波