最新情報 2022年度

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3月1日に開催した「はちみつレシピコンテスト」で最優秀賞を受賞した人間社会学部3年の廣瀬由菜さんが提案したレシピ「漬けて焼くだけ! ご飯が進むはちみつ味噌漬け」を使用したメニューを、12月5日~9日、学生食堂「The University DINING」で販売します。

同コンテストは、学長プロジェクトの一環である「養蜂事業による福島空港活性化プロジェクト(福島S-HART事業※)」の取り組みとして本学学部生を対象に実施。福島県須賀川産のはちみつを使用した食事、デザート、ドリンク等のメニューを募集しました。

廣瀬さんのレシピは、「味噌の文化を守ること」「体に良いこと」「調理が簡単であること」をコンセプトに、さまざまな食材と合わせることで発展性があることも評価されました。今回、廣瀬さん考案のはちみつと味噌を合わせた漬けダレを鶏肉と豚肉に和え、12月5日~7日に「はちみつ味噌のチキンステーキ」、8日~9日に「豚バラとナスのはちみつ味噌漬け焼」をREGULAR SETのメインディッシュの1つとして提供します。

※「福島S-HART事業」は、千葉商科大学とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社による地方創生・SDGs推進の共同プロジェクトとして始まり、東日本大震災からの復興 と地域活性化を課題に取り組んでいる須賀川創英館高校オフィス情報科とともに、福島県須賀川市を拠点に活動しています。現在は、現地養蜂グループ、NPO法人銀座ミツバチプロジェクト、福島空港ビル株式会社、株式会社ANA総合研究所、福島県、須賀川市、株式会社ふるサポ、株式会社カルティブ他と連携しています。

はちみつレシピコンテスト
はちみつレシピコンテスト

学生コメント

食の洋風化や個食化により、味噌が食卓から失われつつあります。私は、母と無添加味噌を手作りしている経験から、国菌である麹菌を原料とする味噌の価値、活用法を広めたいと思っています。このレシピは、味噌のコクにはちみつの上品な甘さが加わり、ご飯がすすむ一品です。また、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど多くの栄養素が含まれているため、健康にも良い組み合わせだと考えます。食べてくれた友人たちからは「めちゃくちゃ美味しかった」「豚肉の方も楽しみに食べるね」という感想をもらいました。「はちみつ×味噌」による美味しさと健康と食文化への貢献が形となり、非常にやりがいを感じました。今後も食のあり方を考え、人や社会、地球の健康に貢献できるよう精進します。

廣瀬由菜さん