最新情報 2022年度

ニュース

国際教養学部では、2年次の必修科目として「海外研修」を設けており、学生の目的に応じて、短期、中期、長期と選択できるようにしています。4年間の大学生活前半のメインイベントと位置付け、入学から約1年半、語学や異文化理解を深めると共に、海外に伝える日本の文化についても学んできた学生たちは、この研修でその成果を試します。

2020年度入学生は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から出発が延期されていましたが、渡航が可能となったアメリカ・カナダ・イギリスに絞りこんだ上で、研修期間を2カ月に変更をして、留学に臨みます。今回は4月にカナダへ渡航し、バンクーバーアイランド大学に留学した学生からのコメントです。カナダでの生活に慣れてきた中、学生たちは英語力の不足を感じたり、リスニングの力が上がってきていることを実感しながら、英語学習や課外活動などを通して英語力の向上、また現地学生との交流から相互理解を深めています。

海外研修
海外研修

学生コメント

授業では、グループワークやミニゲームを通して、4技能(writing、listening、speaking、reading)すべてを学習しています。毎週、25個の英単語の意味、同意語や例文をまとめ、さらに本を1冊読んで、内容のプレゼンテーションをします。課題が多いと感じる時もありますが、おかげで英語力が上がってきていると実感しています。クラスには、海外からの留学生が多く、中国、台湾、イラン出身の学生と積極的に会話をしています。特に中国人の留学生と仲良くなり、彼をお昼ご飯に誘いました。それ以降一緒に食べることが多くなり、よく料理の話をします。彼のおすすめの餃子を寮で作ってみたいと思います。
学外では、フェリーで知り合ったおばあさんとの会話が楽しかったです。とても優しいおばあさんで、街のレストランや観光地を丁寧に教えてくれました。その後、あえてインターネットで調べずに、人に尋ねながら観光を楽しむことにしました。街の人々の自由なファッションや笑顔が印象的で、人生を楽しんでいる様子が伝わってきます。

国際教養学部3年 川口裕夢さん(草加東高校出身)