最新情報 2022年度

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人間社会学部吉田正人ゼミナールを中心とした人間社会学部生が、関西電子株式会社と、同社を支援する城南信用金庫の協力のもと、関西電子株式会社が開発した「ナノファイバー紡糸装置」の技術の応用として量産される「ナノファイバー」を活用した新商品の開発や新サービスの提案に挑戦します。

本取り組みで使用するナノファイバーの素材はペットボトルを再利用した素材を使用しており、吸油材・断熱材・保温材・アグリ資材・濾過材など医療用の新素材への応用が期待されています。

今回、人間社会学部の体験を通した学びを重視した「アクティブ・ラーニング」の一環として「若い感性で自由な発想」と「社会に新たな価値をもたらすこと」をテーマにSDGsにつながる取り組みとして実施します。活動は8月上旬から開始し、11月2日によい仕事おこしプラザにて「企画提案プレゼンテーション」を開催します。

協力企業

  • 関西電子株式会社(所在地:東京都大田区)
  • 城南信用金庫(所在地:東京都品川区)

スケジュール

  • 8月5日 企業工場見学(本社工場)
  • 8月8日、9日 学内グループワーク
  • 8月10日~10月上旬 自主研修(チームごとの活動)
  • 10月中旬~10月下旬 企画提案に関する学内指導
  • 11月2日 「よい仕事おこしプラザ」企画提案プレゼンテーション
ナノファイバー活用新商品
ナノファイバー活用新商品

学生コメント

産学連携のナノファイバーを使用した新商品開発を通して、マーケティングについての学びを深めていきたいと考え、今回のプロジェクトに参加しました。工場見学や学内ワークを通して、商品開発は文系や理系という分野に関係なく、さまざまな角度からアイデアを出すことができ、一人ひとりが持っている発想力は無限大にあるのだと感じました。今回のプロジェクトは、メディアにも取り上げられている大きなプロジェクトであり、提案する商品を企業の方の目に留まるようなプレゼンテーションができるかが重要になるため、実際に商品が採用され、販売してもらえるような企画提案ができるように準備していきたいと思います。

人間社会学部2年 久保田雅之介(桜林高校出身)

今回アクティブ・ラーニングの活動に参加しようと思ったのは、商品開発に携われる貴重な機会に魅力を感じたからです。工場見学ではナノファイバーの特徴や活用例などを教えていただき、商品開発のヒントを得ることができました。また学内ワークでは各グループが話し合いをし、疑問点はどんどん質問して考えをまとめていきました。この活動を通して商品開発をすることの難しさと、個人や各グループだけでなく皆で協力して商品を開発する大切さを感じています。今回のプロジェクトはすべてが初めての試みなのでとても不安ですが、先輩たちのグループに負けないようにしっかりとした企画を提示して11月の企画提案に挑みたいと思います。

人間社会学部1年 生田栞(八千代東高校出身)

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