最新情報 2022年度

ニュース

CUC100ワイン・プロジェクト(※)では、地域の方との交流を目的とした体験会や見学会を実施しています。
11月13日の「藍染め体験」、11月19日の「ミツバチ見学会」は、市川市内の小中学生および保護者の方を対象に、農業の未来や環境・エネルギーについて考える機会を提供するために行いました。

「藍染め体験」は、昨年に続き市川市立第二中学校美術部の生徒の皆さんにお手伝いいただき、東京芸術大学染色科卒業の橋本倫枝氏の指導のもと、35名の小中学生と保護者がハンカチサイズの布を染めました。学生たちは、体験会のために4月末から学内の花壇に20本の藍の苗を育て、収穫した藍の葉は4日間乾燥させてから保管。当日は乾燥葉を鍋で煮込んで染料を作る方法で藍染めを行い、参加した子どもたちは、植物から染料ができ、布が美しい藍色に染まる過程を楽しみました。

CUC100ワイン・プロジェクト
CUC100ワイン・プロジェクト

「ミツバチ見学会」は、小学生の親子41名を対象に、3月から開始した養蜂事業「国府台bee Garden」の見学をメインに実施しました。ミツバチの生態について学び、環境や食について考えるきっかけを作ることを目的としています。
参加した親子は、○×クイズでミツバチの生態について学んだ後、蜂の標本やガラスケースの中の巣の様子を観察をしたり、学生が行っている内検作業を見学しました。見学会の最後に目の前のミツバチたちが集めたはちみつを試食をした子どもたちからは、「また大学に来たい」「楽しかった」との喜びの声があがりました。

※キャンパス内でソーラーシェアリングをしながらぶどうを育て、本学創立100周年に向けて市川産のCUCオリジナルワインを造ることをめざして活動しています。

CUC100ワイン・プロジェクト
CUC100ワイン・プロジェクト

学生コメント

当日まで子どもたちや保護者の方々に楽しんでもらえるように、市川市立第二中学校の先生方、中学生、メンバーと何度も打ち合わせを行いました。そのおかげで本番は小中学生と保護者の方が、藍染体験やレクリエーションに楽しく取り組んでいる姿を見ることができました。色々な方々のサポートがあって、無事に成功させることができました。次回はさらに楽しいイベントを企画し実現できればと考えています。

人間社会学部2年 藤澤知希(流山おおたかの森高校出身)

私は、子どもたちにミツバチについて楽しく知ってもらいたいとの思いから、イベントの企画段階から携わり、当日は総合司会を務めました。大人向けのイベントと違い、どうしたら子どもたちが楽しく学べるかが難しくも工夫した点です。ミツバチについての〇×クイズの後の養蜂場見学で、子どもたちがミツバチに興味をもってくれたことや、次も参加したいという言葉が嬉しく、やりがいを感じました。始まったばかりの養蜂事業ですが、国府台bee Gardenをより活発な活動にしていければと思います。

サービス創造学部1年 荒谷佳樹(木造高校出身)