2022年12月23日、商経学部櫻井聡准教授と森浩気准教授のゼミナール生が千葉県インターンシップ推進委員会主催のビジネスコンテスト「千葉限定キャリアインカレ2022」の決勝大会に出場しました。
ビジネスコンテストは、千葉県内の企業それぞれが"今"抱える課題について、学生が解決策を提案する課題解決型プログラムです。5回目となる今回は、過去最高の65チーム(207人)の応募の中から、6チームが決勝大会でプレゼンテーションを行いました。
今回、商経学部のビジネスコンテスト・プロジェクト(※)から2チームが決勝大会に進出し、櫻井ゼミナールのチーム「SKR13」は株式会社ちば南房総(道の駅とみうら・枇杷倶楽部)からの課題「道の駅の立場から南房総の地域資源を活用し、地域の活性につながる商品を企画してください」に取り組み、準優勝および企業賞を受賞しました。
株式会社ちば南房総からは「非常に道の駅のことをよく調べており、地域の資源を生かすだけではなく、賞味期限が長くて売りやすく美味しい、そして防災になるという企画は非常に勉強になった。」と高い評価をいただきました。
準優勝および企業賞受賞
櫻井聡ゼミナール
SKR13「おいしい防災食をお土産にKAN=CAN(カンカン)」
商経学部商学科3年 長山日耀さん(柏陵高校出身)
商経学部商学科3年 江南涼花さん(杉並高校出身)
商経学部商学科3年 曽志崎壮さん(千葉商業高校出身)
入賞
森浩気ゼミナール
バタフライ「レストランでの特別な体験～ホテル日航成田の休日～」
商経学部商学科3年 鈴木舞さん(千葉日本大学第一高校出身)
商経学部商学科2年 伊藤愛華さん(宇都宮商業高校出身)
商経学部経済学科2年 高橋ゆうさん(茂原高校出身)
※ビジネスコンテスト・プロジェクトとは
企業が主催するビジネスコンテストへ参加することで、ビジネスのリアルな課題に触れ、それに対する実践的かつ魅力的な提案を追求し、ビジネスパーソンに求められる総合的な能力を高めていきます。具体的には、まず業界やビジネスモデルの分析から情報を収集し、次に提案を練りそれを裏づける論理的な構成を考え、最後に自分たちの主張を相手にわかりやすく伝えるプレゼンテーションを行えるようにします。 商経学部では、定期的にコンテストの情報を提供し、参加を希望した有志の学生で活動しています。このビジネスコンテスト・プロジェクトを通じて、学生が相互に議論を重ね提案内容を深めていけるよう、教員が連携し、サポートを行っています。
今、社会から求められているモノは何か、どうすれば実現できるかをこれまでの学びと結び付けながら検討しました。限られた時間で相手に伝える工夫など苦労もありましたが、チームで協働することで乗り越えられました。今回の経験を通して、学び・努力・協働の重要性を再認識することができました。これらを念頭におきながら社会で通用する力をさらに身につけたいと思います。
曽志崎壮さん
企業の特徴やコスト面、実現可能かなどさまざまなことを考慮したアイデアを出すことは大変でしたが、何度も話し合い、方向性が決まってからはアイデアも出やすくなり、調査や分析もスムーズに進みました。このような大会に参加するのは初めてで、グループ活動の経験もあまりなく、人前で話すことに苦手意識をもっていた私にとって大きな出来事となりました。今後も恐れずに挑戦していきたいと思います。
伊藤愛華さん