最新情報 2022年度

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1月11日、サウジアラビア王国のKing Saud Universityの学生と教員を対象とした省エネについてのオンラインセミナーで、学生団体SONEと学長ゼミの学生が本学の「自然エネルギー100%大学」の取り組みについて英語でプレゼンテーションを行いました。

今回のオンラインセミナーは、一般社団法人省エネルギーセンターと経済産業省の協力のもと、サウジアラビア王国のカーボンニュートラル実現に向けて開催されました。日本の大学や企業とアイデアを交換することで、学生の省エネに対する意識と技術への関心を高め、大学や日常生活でもエネルギー効率を考えられる人材を育成することを目的としています。

日本の大学では、東京大学と本学の学生が参加し、具体的な学生の省エネ活動についてプレゼンテーションを行いました。またプレゼンテーション後には、本学の取り組みに対して多くの質問があり、活発な議論が行われました。

本学の「自然エネルギー100%大学の取り組み」は、国内のみならず、海外からも高い評価を得ており、さまざまな賞も受賞しています。本学の知見を日本のみならず海外の大学へも共有し、自然エネルギーの活用などを通じて大学活動に伴う環境負荷を抑制し、脱炭素化をめざします。

オンライン

学生コメント

私は、SONEが学内で行っている省エネ啓発活動を紹介しました。一方、King Saud Universityでは省エネを実現させるためのソフトウェアやハードウェアの開発をメインとしていました。そこで、啓発活動にも力を入れてもらえるようにプレゼンを行いました。聴講者の方々の反応は良く、個人的には手応えがあったと感じています。今回の交流でSONEでも取り入れられそうな活動があったので、メンバーに提案していこうと思います。

商経学部経営学科3年 桐田悠人(松戸国際高校出身)

プレゼンではCUCが行っている打ち水や木材を利用してより保温性の高い教室にリフォームするなど、日本だからこその取り組みを強調しました。King Saud Universityの先生方はCUCのエコシステムを見るために、ぜひ一度訪れたいと言ってくださいました。今回、自国の気候や地形、文化を生かした省エネの形を考えるよい機会となりました。それぞれの国に適したアイデアで、柔軟に環境問題を考えていきたいです。

国際教養学部2年 小出詩織(市立松戸高校出身)