最新情報 2022年度

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3月9日、キャンパス内で本学学生が経営する飲食店「学生ベンチャー食堂」の新店舗が決まりました。経営者は人間社会学部2年の椎名飛翔さん(青藍泰斗高校出身)と商経学部経営学科3年の森天馬さん(かえつ有明高校出身)です。

以前より起業に興味をもっていた2人は、今回、授業と授業の隙間時間に目を付けて、小腹を満たせるフライドポテトやチュロスなどの「ホットスナック」の店舗経営に挑戦します。
1月末に行われた選定プレゼンテーションでは、収支計画や顧客視点の甘さを指摘しました。そこで、学生自ら新たに100名以上の学生にホットスナックへの関心度や価格帯のアンケートを取り、学生ニーズの裏付けやメニュー・価格の改善、収支計画の大幅な改善が確認できた ことを受け、改めて審査の結果、総合的に判断して新規経営者として決定しました。

認定証授与式では原科幸彦学長より認定証が手渡され、次年度の出店権利を得ました。原科学長は事業計画について「当初は収支計画の甘さや利益優先の提案が目立っていたが、メニュー構成や価格、容器の変更、廃油の処理方法等が明確に提示されるなど、あらゆる改善がみられた。また、プレゼンテーションでの、店舗運営に向けた強い熱意も高く評価した。」と伝え、2人の挑戦を後押ししました。

椎名さんは出店に必要な食品衛生責任者資格をすでに取得していることから、今後2人は飲食店の営業条件となる保健所の営業許可の取得、個人事業の開業届出など、開店に必要な一連の準備を整えた後、5月より営業を開始する予定です。ぜひ応援してください。

学生ベンチャー食堂