3月11日、12日、政策情報学部の学生が鎌ケ谷市の地域活性化に向けた取り組みの一環として「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を鎌ケ谷市南部公民館で開催しました。
本学は2021年12月17日に鎌ケ谷市と包括協定を締結し、これまでも同学部生による地域紹介冊子の制作や市民向けイベント、新鎌ケ谷イルミネーション点灯式でのプロジェクションマッピングの上映など、同市の地域活性化とシティ・プロモーションを目的とした取り組みを実施してきました。
今回は政策情報学部の「『地域』と『メディア』の2つ観点から社会課題の新たな解決策を生み出す」という学びの特長を生かすため、8ゼミナールが参加しました。同市の買い物難民を分析したマップの展示、鎌ケ谷市郷土資料館の所蔵のモノクロ写真をAI技術を使ってカラー化して上映するなど、情報技術を活用した「鎌ケ谷市の"今"と"昔"」を見える化する展示を行いました。
また、学生が制作したゴミの分別について考えるボードゲームや防災について学べるかるたの体験会なども実施し、2日間で231名の方に参加いただきました。
3月11日には「和」をテーマに制作したプロジェクションマッピングを上映しました。縦5メートル、横17メートルの南部公民館の壁に同市のキャラクター「かまたん」や市の花のききょう、名所である渋谷家住宅の門や鎌ヶ谷大仏を登場させて、市の魅力が伝わる作品を作り上げました。約3分間の上映が終了すると来場者からは、大きな拍手があがり、盛況のうち終了しました。
多くの方に来場してもらえるように風船で入口を装飾したり、横断幕を掲出するなどの工夫をしました。イベントを成功させるために詳細なスケジュールを立て、メンバーと協力して進めていくことに苦労しました。当日は私たちが制作したボードゲームを子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿にうれしく思いました。今後も地域と関われるイベントを定期的に開催していきたいと思います。
政策情報学部2年 大塩郁佳さん(本学付属高校出身)
奥ゆかしい美しさを表現したいと思い、「和」がテーマのプロジェクションマッピングにしました。市役所から「鎌ケ谷市をイメージするモチーフを盛り込んだ楽しい映像にしてほしい」との依頼を受け、モチーフを調べながら"楽しい映像"を意識しました。はじめて制作に挑戦する学生もいたため、制作期間内に完成できるか不安もありましたが、無事に上映でき、皆さんに喜んでもらえてよかったです。
政策情報学部2年 桑田拓音さん(千葉西高校出身)
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