最新情報 2023年度

ニュース

7月3日~7日、エシカル消費啓発を目的としたイベント「CUC ETHICAL DAYS 2023」を開催しました。開催期間中はお天気にも恵まれ、学内への入構も可能になったことから、近隣の方にも多く参加いただきました。
CUCエシカル学生クラブが中心となり、サービス創造学部のコミュニティカフェ・プロジェクト、リラックスサービス・プロジェクト、人間社会学部の小口ゼミナール、全学部対象の特別講義(実践エシカルコマース)履修学生が各種イベントを企画しました。

CUCエシカル学生クラブ

ETHICAL DAYS

本学がフェアトレード大学に認定されたことへの周知に力を入れ、各イベントを回るスタンプラリー、フェアトレードやエシカルについて学べる映画上映会、学食で出たフェアトレードコーヒーのかすを詰めた消臭袋の配布を実施。また、学生自ら海岸清掃をした際に集まったごみの中から小さなプラスチックを集め、アクセサリーを作るワークショップも開催しました。

コミュニティカフェ・プロジェクト

ETHICAL DAYS

屋外スペースで実施された「Cafe Lantern」では、地域の店舗と開発した地産地消のメニューを販売。ブース脇に設置されたテントやテーブルで飲食を楽しむ多くのお客さんの姿が見られました。また、近隣の児童を対象にしたカフェ職業体験「フェアトレードチョコバナナ作り」も開催。2日間で約30組の親子がフェアトレードについて学び、子どもたちの楽し気な声が1号館エントランスに響き渡りました。

リラックスサービス・プロジェクト

ETHICAL DAYS

規格外の花が廃棄されてしまう「フラワーロス」問題の認知向上のため、市場には出せないガーベラの配布と展示をしました。

人間社会学部の小口ゼミナール

ETHICAL DAYS

日本に輸入されるフェアトレード・バランゴンバナナのうち規格外と分別されたものを使用して作ったスムージーを販売。「フードロス」の現状や、使用したバランゴンバナナがフィリピンで化学合成農薬や化学肥料に頼らず、自然環境に負担をかけずに栽培されたものであることなどを購入者に説明しました。

特別講義(実践エシカルコマース)

ETHICAL DAYS

全学部生が履修できるCUC基盤教育科目群の講義。SDGsの中でもビジネスに関わるエシカルコマースの理論について学び、実際に自分たちで具体的なプロジェクトを考案して実施しています。今回は、CUC100ワイン・プロジェクト養蜂局から蜜ろうを提供してもらい、使わなくなった化粧品と混ぜて手作りクレヨンを作成し、来場者に七夕の短冊を書いてもらうイベントと、「食品ロス対策レシピ」を紹介する展示を行いました。

学生コメント

フェアトレード大学認定後初の「CUC ETHICAL DAYS」だったので、多くの学生団体と協力して開催しました。特に「フェアトレード」について多くの人に知っていただく機会になったと思います。「フェアトレードチョコバナナ作り」や「海のワークショップ」などでは楽しみながら、世界が抱える問題について学んでもらうことができたと思います。しかし、イベントの告知方法や他団体との連携など課題もありました。もっと多くの学生や地域の方に参加してもらえるように工夫していきたいです。

CUCエシカル学生クラブ サービス創造学部3年 樋宮千聖さん(千城台高校出身)