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東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会主催の「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.9」で、政策情報学部の学生チーム「Ciders」が制作した『IN彩度』が審査員特別賞を受賞しました。

同アワードは、若き空間映像クリエイターを対象とした日本最大級のプロジェクションマッピングのコンテストです。将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成と、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に2016年より開催されています。今年度は書類審査を通過した22の個人・学生チームが最終作品審査に進みました。

今回、学生たちは募集テーマである「LIFE」から同じことの繰り返しで色あせたモーニングルーティーンが、音楽をきっかけにさまざまな世界観で彩られていく様子を物語にしました。日々の生活、そして人生は、捉え方や発想次第でいかようにも変化させられるということを表現しました。

11月16日に開催された作品最終審査・上映会では、東京ビッグサイト会議棟の外壁に各作品が上映され、多くの観客を楽しませました。その後、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、ビッグサイト賞の発表が行われました。

審査員による講評では、色々な要素が盛り込まれていて、見ていてワクワクする作品だったこと、展開性が群を抜いていたことが評価されました。

東京国際プロジェクションマッピングアワード
東京国際プロジェクションマッピングアワード

学生コメント

目まぐるしく変化する世界観を描くことをめざし、3DCG、2DCG問わずさまざな映像表現を取り込みました。ロトスコープという実写の映像を基にして作画する手法を取り入れたり、3Dモデルの顔を動かしたり、音楽もシーンごとに雰囲気が変わるように多様な工夫を施しました。メンバーそれぞれの個性がシーン変化の多い作品にうまく融合できたとも思います。チームリーダーとしての責任、進行管理、ゴールまで導く力などの資質が身についたと思うので、今後にも生かしたいと思います。

政策情報学部2年 熊谷光(科学技術高校出身)

ディレクターとして責任の重さを感じる場面が多くありましたが、この作品をみんなで完成できた喜びと達成感はこれまでにないものでした。最も力を入れたのは、プロジェクションマッピング特有の空間演出です。壁面に投影されたときの迫力やキャラクターの魅力を表現するために、アニメーションや3Dをどのように活用するかを試行錯誤して作り上げました。この経験を出発点として、新たな挑戦や目標にむけて努力を続けていきたいです。

政策情報学部2年 戸谷遼太郎(さくら清修高校出身)

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