最新情報 2024年度

ニュース

国際教養学部の2年生(一部3年生)33人は、9月より本学協定校であるアメリカ、インド、ニュージーランド、マレーシア、中国での語学研修や研究活動を行う「海外研修」に臨んでいます。
学生たちは現地学生との交流や語学学習に加え、出発前に担当教員と研修先に特化した研究テーマに沿って、フィールドワークやアンケート調査、インタビューなどを実施しています。研究は、12月中旬の帰国後、事後講義を行ったのち、研究報告会が予定されています。
※インドは7月末出発、10月末帰国

学生コメント

留学先:ウォッシュバン大学(アメリカ)
授業のクラスでは定期的に小テストや試験があり、緊張感とやりがいを感じています。特にSpeakingのクラスでは、他国の学生と一緒に学ぶ機会があり、お互いの国の文化や習慣について語り合えるのがとても楽しいです。また、現地の学生と合同で授業を行うこともあり、彼らとの交流を通じて新たな視点や考え方を学ぶことができました。少人数制のクラスなので、先生との距離も近く、一人ひとりがしっかりと理解できる環境だと感じています。
現在の季節は秋で、フォールフェスティバルやハロウィン、ホームカミングなど、日本では体験できない数多くのイベントがあります。特にパンプキンカービングは一番印象的で、それぞれが思い思いのデザインでカボチャをくり抜きました。ハロウィンの象徴として知ってはいましたが、実際にパンプキンカービング用のカボチャや道具がスーパーで手軽に購入でき、その文化が映画だけでなく日常生活に根付いていることに驚きました。また、何度かアメリカの家庭を訪問する機会もあり、まるで映画の中に入り込んだような感覚を味わいました。

国際教養学部2年 岡田さくら(草加南高校出身)

海外研修実施
海外研修実施

留学先:サーパダンパットシンハニア大学(インド)
授業は月曜から金曜まであり、私はマーケティングや起業など経済系の授業や英語でさまざまなテーマについて発表したり、コミュニケーションを取る上での心得等を学ぶ授業を選択しました。インドはほかの留学先とは異なり、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」ので、聞いたこともない専門用語なども頻出して授業についていくのが大変でしたが、クラスメイトに聞くなどして理解につなげました。
私の研究テーマは、「インドと日本の歴史的建造物について」です。世界の歴史的建造物に興味関心があり、ヒンドゥー教をはじめとしたさまざまな宗教が存在し、今日においても宗教が大きな意味を持つインドにおいて、宗教に関する知識とその影響について知っておくことがインド人との交流を円滑に進めていくために必要であると考えたからです。現在はインドで実際に訪れたところや文献から取り上げる歴史的建造物を絞って、それらについて調査をしています。

国際教養学部2年 雪竹隆志(千葉県立千葉北高校出身)

海外研修実施
海外研修実施

留学先:ワイカト大学(ニュージーランド)
クラスは事前のテストの成績によってレベル別に振り分けられており、1クラス15人程度で構成されています。スピーキングに重点を置く先生や、ニュージーランドに伝わるマオリの文化に詳しい先生など、先生によって授業の内容は大きく変わるのが特徴です。
個人研究のテーマは「ニュージーランドにおける親日度」で、親日国家といわれているニュージーランドで具体的に日本のどんなところに好感が持たれているのか疑問に思い、調査しています。ホストファミリーやその友人にインタビューを行い、日本に対する印象等を聞きました。今後はアンケート調査などを通してさらに多くの意見を収集する予定です。
私のホストファミリーはニュージーランド人の5人家族で、私は高校生のホストシスターと一緒に時間を過ごすことが多いです。たくさん会話することを意識していて、スムーズに会話できた時には自分の成長を感じます。週末に行われたホストシスターの誕生日パーティーでは、ホストファミリーに加え8人ほどの彼女の友だちと一緒にパスタを手作りしたり、カードゲームをして楽しい時間を過ごしました。

国際教養学部2年 千葉瑞希(岩手県立水沢高校出身)

海外研修実施
海外研修実施

留学先:アジアパシフィック大学(マレーシア)
入校時と月末にテストがあり、英語力に応じた6つのレベルでクラス分けされます。クラスメイトは、中国・シリア・イエメン・カザフスタンなどの世界各国からの留学生15人〜30人程です。先生はマレー系インドであったり、マレーシア人であったりと、生徒と同じように多種多様です。授業内容はレベルごとに異なりますが、午前中にはグループワークやプレゼンテーションをし、午後にはエッセイをパラグラフライティング方式で書く実習をします。
当たり前ではありますが、日本にいる時以上に英語を使う必要があるので、リスニング力とスピーキング力を成長させることができました。その他にも、平日は自炊を行なっているので、料理のスキルを上げることもできました。

国際教養学部2年 加藤美羽(本学付属高校出身)

海外研修実施
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留学先:上海立信会計金融学院(中国)
クラスはグループワークや発表が多くあり、多くの授業は英語で行います。学生の多くは、質問や回答をすべて英語で答えるため英語力が高いと感じました。 中国での生活で印象に残っていることは、すべてのことがスマートフォン一つで完結することです。食事、買い物、交通機関の支払いがすべてスマートフォンでやり取りされています、日本ではクレジットカードや現金を使うことが多いですが、中国ではクレジットカードや現金を使う人をほとんど見かけません。交通機関が安いこともに象に残りました。バスは駅まで20円、タクシーは600円程度、電車は100円程度のため日本よりはるかに安く驚きました。

国際教養学部2年 浅沼翔太(本学付属高校出身)

海外研修実施
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