7月24日~26日、地域課題に関心をもつ学生有志15名が、「新潟県小千谷市魅力発見プログラム」に参加しました。
小千谷市は、人口減少や少子高齢化、経済の衰えといった課題に直面していることから、U・Iターン、移住促進に力を入れています。本学と小千谷市は2021年11月に連携協定を締結し、インターンシップや情報交換等を通じて学生への就職支援を行うと共に、地域の活性化に貢献する取り組みを進めています。
学生たちは3日間の滞在を通じて、小千谷市の優良企業や観光スポットを訪問し、地元のグルメも堪能しながら、「大学生の視点で小千谷市の魅力を30秒のショート動画にまとめ、小千谷市PRに貢献せよ!」というミッションに挑戦しました。
学生たちは5チームに分かれ、コンセプトを話し合いながら、"企業"、"グルメ"、"観光"の3つのテーマでそれぞれ30秒の動画を制作。最終日には市の職員の方々にむけて、動画のプレゼンテーションを行いました。優秀なチームと各テーマごとに優れた動画には表彰が行われ、フィードバックをいただきました。
制作した15本の動画は、今後小千谷市のSNSなどを通じてU・Iターン事業や広報活動に活用される予定です。
雪国ならではの暮らしや地域活性化に関心があり、参加を決めました。動画制作は初めての挑戦でしたが、多くの方の客観的な意見を参考に、字幕の挿入など工夫を重ね、視聴しやすい作品づくりを心がけました。30秒という限られた時間の中で、伝えたい内容を厳選するのは難しかったですが、小千谷市の皆さんが地元の伝統文化に誇りをもっている姿に触れ、PR動画を通じてその魅力を発信できることは貴重な経験でした。今後もこのような機会があれば積極的に参加し、地域政策への理解をさらに深めていきたいです。
人間社会学部1年 鳥塚陵大さん(忍岡高校出身)