9月21日~25日、人間社会学部の「アドベンチャー・ツーリズム」プロジェクトは、北海道七飯町および大沼国定公園周辺でフィールド調査を実施し、2年生13名が参加ました。
アドベンチャー・ツーリズム(以下、AT)とは、「自然」「文化」「アクティビティ」の3要素のうち2つ以上を組み合わせた旅行を指します。旅行者に自然や文化などの地域資源を生かした深い学びや体験を提供できる観光形態として、近年注目されています。
このプロジェクトでは、ATが地域の人々の暮らしや文化にどのような影響を与えているのかを調査し、その成果を地域へ還元することを目的としています。
学生たちは、5日間で大沼国定公園でのカヌー体験や駒ヶ岳登山、サイクリングなどのさまざまなアクティビティを体験。ATの魅力や地域資源の活用方法について学びました。また、七飯町役場、大沼国際交流プラザ、函館湯川温泉旅館協同組合などを訪問し、観光客の動向やコロナ禍以降の観光の変化、今後の地域観光の在り方について自治体職員や観光事業者へのインタビュー調査を実施しました。
調査にむけて学生たちは、「AT」「サステナビリティ」「地域還元」「地域特色」の4つのチームに分かれ、事前に研究課題と仮説を設定して準備を進めてきました。今後は現地で得られた情報をもとに分析と考察を行い、報告書の作成やプレゼンテーションを通じて調査成果を地域へ還元していく予定です。


プロジェクトへの参加を通じて、事前に調べた情報だけでは分からない、地域の方々の思いや数字や資料だけでは見えない背景を直接聞くことができ、大変貴重な経験になりました。「地域と人とのつながり」を実践的に学べる機会であり、座学で得た知識を生かすことができました。今後は今回の調査内容を分析し、成果として地域へ還元できるよう取り組んでいきたいと思います。
人間社会学部2年 鳥塚陵大さん(忍岡高校出身)