「学生への起業支援」と「「キッズビジネスタウン®いちかわ」の運営」が中小企業庁の「創業機運醸成賞」を受賞

お知らせ

2018年3月12日

本学が行っている【学生への起業支援及び「キッズビジネスタウン®いちかわ」の運営】が、中小企業庁の「創業機運醸成賞」を受賞しました。(2018年2月9日(金)経済産業省発表)
「創業機運醸成賞」とは、中小企業庁が、国内で少ないとされる創業希望者の起業家精神を高め、地域における創業に関心をもたせる継続的な取組を「創業機運醸成賞」として表彰するものです。

本学の事業は「若者に起業の意欲を醸成する教育を行うとともに、起業の機会を与える取り組みを行っている」として、市川市から推薦を受けての受賞となりました。全国から本学を含む24事業が選ばれ、千葉県では初となる選定となりました。表彰式は2月23日(金)、品川インターシティホールで行われました。
中小企業庁「創業機運醸成賞」

創業機運醸成賞表彰式創業機運醸成賞表彰式

創業は、日本経済の成長や社会の活性化のために有用で、産業の新陳代謝を促すとされていますが、多くの人が無関心で世界的にみても開業率は低いとされています。 中小企業庁では、開業率向上を目指すためには創業に無関心な層に創業を意識してもらうことが重要としています。

本学は、このたびの表彰以外の取り組みにおいても、市川市と協力して、産業競争力強化法に基づく創業支援事業者の認定を受け、「起業支援セミナー」「女性起業家育成セミナー」も行い、地域経済の発展に寄与しています。
市川市との連携による創業支援事業

表彰事業:【学生への起業支援及び「キッズビジネスタウン®いちかわ」の運営】

学生への起業支援

学生ベンチャー食堂

実学を教育理念に掲げる本学が、「店舗は教室である」との考え方から、学生たちに起業のチャンスを提供するため、2011年からキャンパス内の食堂スペース3店舗で飲食店を出店・経営する学生ベンチャー食堂を行っています。
学生ベンチャー食堂

起業支援室

学生が在学中に自分で起業する意欲を持つことを奨励し、学生のために一部の教室を拠点として貸し出すなど、実学として体験する学びへの支援体制を整えています。

University HUB

学生、教員、企業がディスカッションし、アクションすることで新たな価値創造にチャレンジする、本学のアクティブ・ラーニング(「やってみる、という学び方。」)を実践するための施設です。
University HUB

キッズビジネスタウン®いちかわの運営

キッズビジネスタウン®いちかわ

地域の小学生児童や幼児に向けたビジネス教育の一環として、2003(平成15)年からスタート。「子どもたちがつくる、子どもたちの街」をコンセプトに、子どもたちが、キャンパスに出現した仮想都市(キッズビジネスタウン:通称KBT)の市民となり、労働や消費などの体験を通して“まちの機能や仕組み”を理解します。未来を担う子どもたちの起業への意識が芽生えることが期待されています。
キッズビジネスタウン®いちかわ

このイベントを企画し運営するのは、商経学部で教員をめざす学生を中心とした実行委員会です。子どもたちが社会を理解する一方で、子どもたちと接するスタッフも、イベントの運営を統括するスタッフも、コミュニケーションやマネジメントなど、社会で必要な力を理解し、そのスキルを高めています。
やってみる、という学び方。「キッズビジネスタウン®いちかわ実行委員会」

キッズビジネスタウンいちかわキッズビジネスタウンいちかわ