最新情報 2019年度

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本学の自然エネルギー100%大学の取り組みが、一般財団法人省エネルギーセンター主催「2019年度省エネ大賞」省エネ事例部門で審査委員会特別賞を受賞し、1月29日(水)東京ビッグサイトにて表彰式が行われました。

省エネ大賞は一般財団法人省エネルギーセンターが、経済産業省の後援を受け2011年から主催しているもので、省エネルギー意識、活動および取組みの浸透、省エネルギー製品等の普及促進に寄与することを目的としています。 表彰の対象は「省エネ事例部門」「製品・ビジネスモデル部門」に分かれており、本学が受賞した「省エネ事例部門」は企業や組織全体あるいは事業場や事務所等における省エネ取組みや、現場における小集団活動あるいは他者との連携等による省エネ活動により成果をあげた案件等を対象としています。

本学は2017年11月にメガソーラー野田発電所を中心とした本学所有の太陽光発電設備での発電量(FIT売電と自家消費)と、本学の消費エネルギーの総量を同量にする環境目標を宣言し、達成に向けて複合的な省エネ活動を行っています。

学生・教員・職員が一丸となり、照明のLED化やエネルギーマネジメントシステム(EMS)を構成する各種機器などのハードウェアの整備、EMSを利用したエネルギー消費量分析などのソフトウェアの整備と運用、そして、ハードとソフトを連携し省エネの効率や効果を高め、環境を配慮した具体的行動につながる意識をイベント等を通じて全学的に推進するハートウェアの形成に求め、様々な省エネ活動を実施した結果、2019年1月には発電量が消費電力量を上回り、電力生産での自然エネルギー率100%を達成しました。

こうした省エネ活動に取り組んだ功績が認められ教育機関として今年度唯一の受賞となりました。

省エネ大賞
省エネ大賞